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気配りを大切に! 知っておきたい「扇子」のマナー

これからの暑い季節。手軽に涼を取るために「扇子」を使用する人も多いことでしょう。その手軽さゆえに、人への迷惑などを考えずに何気なく使ってしまいがちな扇子ですが、心得たい「マナー」もあります。

扇子を使用する際のマナーとは

 手軽に涼を取るためのツールとしてすっかり定着した感のある「扇子」。普段は、何も意識することなく使っている人も多いはずですが、実は守りたいマナーがあります。これからの暑い季節に向けて頭に入れておきましょう。

 教えていただくのは、NHK大河ドラマや映画など多くの作品でマナーや所作指導を行う、マナーコンサルタントで美道家の西出ひろ子さんです。

マナーの観点から見たあおぎ方

 扇子といえば、顔や首の周辺であおぐのが一般的です。西出さんによると、それは間違いではありませんが、以下のような事例もあります。

「先日、エレベーターに乗っていたら、扇子で顔をあおぎながら入ってきた男性がいらっしゃいました。ほかに同乗者がいましたが男性はあおぐのをやめず、顔面に風が当たった後ろの人が不快な表情をしていました。また、隣の人に扇子が当たりそうで、とても危険でした」(西出さん)

 扇子を使用する場合、場所や人の有無などに応じてあおぎ方を変え、周囲に気を配ることが大切です。

「一般的な扇子の使い方はありますが、ここでは、日常生活において涼を取る上で意識してほしい『マナー的観点』から、あおぎ方をご紹介します。具体的には、扇子は胸の高さで、扇子の裏面と自分の胸が平行になるように持ち、あごに向かってあおぎます。手首を曲げることにはなりますが、そうすることで風が周囲の人に向かわず、夏祭りや花火大会など人が多い場所でも迷惑になりません」

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント・美道家・ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。同国でビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、ほかに類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」など、ドラマや映画、書籍でマナー指導・監修者としても活躍中。著書に、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など国内外で70冊以上。最新刊「かつてない結果を導く 超『接待』術」(青春出版社)が2017年8月25日に発売。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムマナーサロン(http://www.erh27.com)。