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落ち着いて話そう! 英語の電話に対応できるフレーズ8選

基本中の基本は「声の大きさ」

「ネイティブと会話をする時は、自然な言い回しができるとよりよいですね」(アレックスさん)

・「Whom would you like to speak to?」 
→誰におつなぎしましょうか

・「Could you repeat that,please?」
→もう一度お伺いできますか

・「I’m sorry,Mr.△△ is out right now」
→申し訳ございませんが△△はただいま外出中です

・「Shall I have Mr.△△ call you back later?」
→後ほど△△より折り返しお電話をさせましょうか

・「Would you like to leave a message?」
→ご伝言を承りましょうか

・「Thank you for calling」
→お電話ありがとうございました

「これらのフレーズをデスクの前に貼っておき、自分で最低限の対応をするのが理想的ですが、どうしても対応できない場合、英語が堪能な人が近くにいれば、代わってもらうのも手です。その際は、無言で保留ボタンを押すのではなく、『Just a moment,please』とひと言添えるようにします。恥ずかしがったり、英語に対する自信のなさから声が小さくなったり、不安な感情から声のトーンが下がったりしないようにしましょう。相手のことを考えれば、たとえ片言でも相手に聞こえる声の大きさで話すことが基本中の基本のマナーです」(西出さん)

※参考文献:「もう迷わない! 最新ビジネスマナー」(西出ひろ子監修)

(オトナンサー編集部)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー解説者、美道家

ヒロコマナーグループ代表。一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」代表理事。大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経て、マナー講師として独立。マナーの本場英国へ。オックスフォードにて、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと1999年に起業し、お互いをプラスに導くマナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績はテレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、CMのマナー指導・監修者としても活躍中。著書は28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)、16万部を超える「改訂新版 入社1年目 ビジネスマナーの教科書」(プレジデント社) など監修含め国内外で100冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」「かつてない結果を導く 超『接待』術」(共に青春出版社)など子どものマナーから、ビジネスマナー、テーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」「真心マナー」は西出博子の登録商標です。

Alexander Fazel(アレクサンダー・ファゼル)

おもてなしの営業・接客・接遇英会話講師

カミリオンズCEO、ウイズ株式会社国際人財育成部チーフマネジャー。米アパレル会社のカスタマーサービス部門マネジャーとして店舗の人財育成・採用などを担当。マナーある人財育成を行い、店舗の収益増に貢献する。その後、日本の大手英会話スクールでエリアマネジャー・アカデミックコーチセールス研修も担当し、社内ランキング1位を5回連続獲得。新規顧客獲得率8%増を達成する。現在、おもてなしの営業・接客・接遇講師として、企業などで研修やコンサルティングを行う。「TED Talks」のプレゼンテーションのコーチとしても活躍。自身の体験と実績から、収益を生み出す人財の育成に定評がある。礼儀正しい人柄と楽しいキャラクターが持ち味で、結果を出すハイレベルな研修を行う人気講師として活躍中。ウイズ株式会社(http://www.withltd.com)。

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