米国を待ち受ける「政府機関閉鎖」という危機
米国債格下げなら金融市場に波紋
過去に、財政赤字削減などを巡って予算審議が紛糾し、政府機関が閉鎖されたことが何度かあります。最近では、2013年10月に約2週間閉鎖されました。2015年夏には土壇場で危機が回避されています。
政府機関の閉鎖は一般市民にとっては迷惑この上ありませんが、金融市場は大きな問題とみなさないかもしれません。短期間のうちに平常化するのが常だからです。ただし、2018年度(今年10月からの1年間)予算の議会審議には何らかの影響が及ぶかもしれません。
また、デットシーリングの混乱も考慮すれば、政府にも議会にも責任ある財政運営ができないと判断され、米国債が格下げされる可能性も排除できません。もし、そうなれば、それは金融市場に小さくない波紋を広げるでしょう。
(株式会社マネースクウェア・ジャパンチーフエコノミスト 西田明弘)

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