【今週のマーケット】FOMCはトランプ大統領の政策をどう議論したのか
オトナンサー編集部が、2月20日から1週間の重要経済イベントについて、マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストに聞きました。
オトナンサー編集部が、2月20日から1週間の重要経済イベントについて、マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストに聞きました。
今週は目立った経済指標はなく、翌週28日に行われる米上下両院会議におけるトランプ大統領の所信表明演説(一般教書演説に代わるもの)で、具体的な経済政策が打ち出されるかどうかに、市場の関心は移っていきそうです。
一方、注目されるのは、22日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録です。「連邦準備制度理事会(FRB)が以前よりも利上げに前向きであることは、イエレン議長の議会証言で明らかです。ただし、トランプ大統領の財政政策について、あるいはハト派とタカ派の間でどのような議論がなされたかは興味深いところです」(西田さん)。
そのほか、欧州連合(EU)離脱(=ブレグジット)の宣言に向けて、メイ英首相が議会承認を得られそうな英国や、極右・国民戦線のルペン候補が優位に立つフランス大統領選など、欧州情勢にも注意が必要といいます。
(オトナンサー編集部)
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