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デートは半年に1回、一線は越えず…50代主婦がプラトニックな不倫関係を続ける理由

「フラート」な男女関係を楽しむ

 友達以上、恋人未満、その狭間の感情を楽しむ恋の戯れのことを英語で「フラート」というそうです。男女として意識しながらも、お互いの関係性や交際というカテゴリーには縛られず、一瞬の感情の揺れ動きや駆け引きを楽しむ傾向があります。実際に、そんなプラトニックでフラートな男女関係を長年続けている女性がいます。

 専業主婦である50代の祥子さん(仮名)は、同級生とプラトニック不倫を続けて30年以上になります。高校卒業後、7年間付き合った初恋の人は、地方に土地やマンションをいくつも持つ代々の名士でした。祥子さんにとって、彼は10代で初めて付き合った相手で一世一代の大恋愛でした。しかし、家柄の違いで、彼の母親の猛反対で結婚できず、泣く泣く破談。その後、お互い結婚し、子どもができて家庭は持ったものの、2人はひそかに連絡を取り合うようになります。

 祥子さんは、毎朝毎晩、夫に隠れて「おはよう」「おやすみ」などのメールを彼と交換し続けています。そして、半年に1回、こっそりとお忍びデートするのだといいます。もちろん、そこでもハグしたり、手をつないだりはするものの、体の関係はありません。祥子さんにとって、彼と会える時間は「人生のちょっとしたご褒美」。一線は越えておらず、夫への罪悪感はありません。

 また、祥子さんは筆者に「女性にとって、既婚であろうと、ときめきたいし、恋する感情は忘れたくない。それが人生の活力源になるし、美の秘訣(ひけつ)でもある」「彼といるときだけ、あの頃の自分に戻れる。それが人生の潤滑剤になっている」と話しています。確かに、プラトニック不倫をしている人は美しい人が多いように感じます。

 ある既婚女性は「男友達っていうけど、友達的な男女関係では、女は潤わないの。恋愛がしたいだけで、究極を言えば必ずしも肉体関係が結びたいわけじゃない。肉体関係を結ぶと当然ながらリスクも大きい。やっぱりフラートこそ、既婚女性には必要なんだと思う。じゃないと結婚生活は枯れる一方」と明言します。是非はともあれ、涼子さんや祥子さんにとって、このフラートやプラトニック不倫という関係があるからこそ、いつもの日常を頑張れるという現実もあるといえるでしょう。

(ノンフィクションライター 菅野久美子)

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菅野久美子(かんの・くみこ)

ノンフィクションライター

1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。出版社の編集者を経て、2005年よりフリーライターに。単著に「大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました」(彩図社)、「孤独死大国」(双葉社)などがある。また「東洋経済オンライン」などのウェブ媒体で、孤独死や男女の性にまつわる記事を多数執筆中。最新刊は「超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる」(毎日新聞出版)。

コメント

3件のコメント

  1. プラトニックか。。
    男と女だからね。一瞬で関係はできる。
    夫に言い訳は出来ないよ。証拠は無いから慰謝料とかは発生しないかもしれないけど。
    周りは不倫している下衆女と思うよね。
    相手の伴侶にばれると家庭を壊す事になるし。
    人間は生きている限り辛いことは誰もがあるしね。
    不倫している人間の言いぐさは自分勝手としか思わん。
    まあばれて地獄見れば良いよ。
    不倫しても今の状況は変わらん。
    ばれて更に状況悪くなれば自業自得としか思わんよ。

  2. 不倫するのは下衆男・下衆女と文句を言っていいのは迷惑を被った関係者だけで、それ以外の関係ない人たちが言うのは「下衆のかんぐり」だよ。それをしたら良い・悪いという物差しは自分だけのものにすればいいし、悪いことならば自分がしなければ良いだけだろ。ほおっておいてあげなさい。結局は良いことも悪いことも自分に返ってくる。悪いことをした人のその後の人生を救ってあげられる人だけが諭してあげなさい。

  3. プラトニックということを免罪符にしているけど、性欲を夫以外に向けている点で不倫だし。
    しかも、それを30年以上やっているんだったら、バレれば慰謝料数千万になってもおかしくない行為。
    おのれの性欲をコントロールできず、夫以外に向けていることを恋愛とかときめきとかの言葉で、自己弁明すんなよって感じ。