オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

育児放棄、不倫…“奔放妻”に悩まされた36歳男性が妻に親権を諦めさせた方法

「離婚」といえば、一般的に妻が子どもを引き取るものと考えがちですが、最近は“男女逆転”現象が起こっているようです。

夫が子どもを引き取るケースが増加?
夫が子どもを引き取るケースが増加?

 6月、雀士夫婦の離婚が大きな注目を集めました。妻である美人雀士の不倫が原因ではないかと報じられていますが、筆者が首をかしげたのは、「6歳の子どもは夫が引き取ることに」という点。家事や育児の大半を担っている母が子どもを引き取れば、離婚に伴う環境の変化を最小限にとどめることができますし、そもそも、6歳の幼子が父母の二択を迫られた場合、迷わず母を選ぶでしょう。

 皆さんの周りにいる離婚経験者(親戚、友人、同僚など)のほとんどは、妻(母)が子どもを引き取っているはずです。その点において、麻雀の業界だからという特別な事情はなさそうですが最近、離婚の現場では“男女逆転”現象が起こっています。

自由奔放な妻に悩まされる夫

 例えば、夫が家事や育児を担当し、手が空いたのをいいことに外で別の男と遊ぶようなケース。夫に秘め事を知られ、修羅場に至っても大丈夫。経済的な不安はなく、むしろ、人生をやり直すチャンスだと前向きに捉えて子どもを夫に押し付け、離婚をためらわない…そんな新時代の離婚の形が増えていますが、自由奔放すぎる妻に悩まされているのは、前田健也さん(36歳)。

 健也さんいわく、妻には子の母親として疑問符が付くことが多かったそう。当初、家事や育児は2人で分担していたのですが、妻は「しつけ」の名の下に子どもに食事を与えず、泣きじゃくる子どもを健也さんが見つけるという場面がしばしば。また、妻は少しでも気に入らないことがあると、「大変!」と奇声を上げ、子どもたちに当たり散らしたり、皿をシンクにぶつけて割ったりするので、健也さんは「何やっているんだ!」と妻をたしなめたり、恐怖で怯える子どもたちを抱きしめて、妻から守ったりせざるを得なかったようです。

 健也さんも「実里(妻の名前)には任せられない」と言うものの、内心では妻が謝罪し、反省し、心を入れ替えることを期待していました。しかし、妻は「それなら絶対やらないから!」と逆上し、家事や育児を健也さんに押し付けてきたのです。このように、健也さんは日々の仕事だけでなく、ワンオペの家事や育児を強いられたのですが、唯一の救いは娘さんのけなげさ。まだ9歳なのに、皿洗いや配膳などを積極的に手伝ってくれたので、健也さんはぎりぎりのところで踏みとどまることができたそうです。

<家族構成と登場人物、属性(すべて仮名。年齢は現在)>
夫:前田健也(36歳)→会社員(年収350万円) ※今回の相談者
妻:前田実里(36歳)→会社員(年収350万円)
娘:前田きらら(9歳)→小学生
息子:前田はると(4歳)→保育園児

1 2 3 4

露木幸彦(つゆき・ゆきひこ)

露木行政書士事務所代表

1980年12月24日生まれ。いわゆる松坂世代。国学院大学法学部卒。行政書士・ファイナンシャルプランナー(FP)。金融機関の融資担当時代は住宅ローンのトップセールス。男の離婚に特化し行政書士事務所を開業。開業から6年間で有料相談件数7000件、公式サイト「離婚サポートnet」の会員数は6300人を突破し、業界最大規模に成長させる。他で断られた「相談難民」を積極的に引き受けている。自己破産した相手から慰謝料を回収する、行方不明になった相手に手切れ金を支払わせるなど、数々の難題に取り組み、「不可能を可能」にしてきた。朝日新聞、日本経済新聞、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインで連載を担当。星海社の新人賞(特別賞)を受賞するなど執筆力も高く評価されている。また「情報格差の解消」に熱心で、積極的にメディアに登場。心理学、交渉術、法律に関する著書を数多く出版し「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷、いずれもメタモル出版)「婚活貧乏」(中央公論新社、1万2000部)「みんなの不倫」(宝島社、1万部)など根強い人気がある。仕事では全国を飛び回るなど多忙を極めるが、私生活では30年以上にわたり「田舎暮らし」(神奈川県大磯町)を自ら実践し「ロハス」「地産地消」「食育」の普及に努めている。公式ブログ(https://ameblo.jp/yukihiko55/)。

コメント