憂鬱な梅雨でも…相手の「好きな色」を知ればモチベーションを高めることができる
暖色系は「牽引志向」、寒色系は「調和志向」
「赤色」「桃色」「茶色」の暖色系を選びやすい人は「牽引志向」、「黒色」「青色」「緑色」の寒色系を選びやすい人は「調和志向」という顕著な結果が出ました。赤色や桃色を選んだ人は全て「牽引志向」で、「調和志向」の人で赤色や桃色を選んだ人はいませんでした。青を選んだ人の8割、緑、黒を選んだ人の7割は「調和志向」の人でした。
ということは、暖色系を好む人に対しては、「牽引志向」の目標達成、自律裁量、地位権限に関する話題やフレーズを組み込んで話をすると、相手のモチベーションが上がりやすくなるのです。寒色系を好む人には、「調和志向」の他者協調、安定保障、公私調和にちなんだキーワードを入れて話すと、相手の意欲が高まるわけです。
季節の変わり目に、ある人の洋服のカラーコーディネートがいつもと違うなと思ったら、その人の「モチベーションファクター」が表れている可能性が実は高いのです。
(モチベーションファクター代表取締役 山口博)
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