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【マーケット展望】15年ぶり協調減産で米原油上昇、欧米株堅調なら「日経平均も」

週明け12月12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前週末比158円66銭高の1万9155円03銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は続伸し1万9155円03銭で取引を終えた

 週明け12月12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前週末比158円66銭高の1万9155円03銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が10日に、協調減産で合意したことに注目。加盟国と非加盟国の協調減産は、2001年以来15年ぶりといいます。

 協調減産には、ロシアやメキシコなど非加盟10カ国以上が参加し、来年1月から6カ月間、非加盟国全体で日量55万8000バレルを減らす方針だそうです。

 減産合意を受けて米原油先物はきょう12日の時間外取引で大きく上昇。八代さんは「原油高を好感してきょうの欧米株が堅調に推移すれば、日経平均にとってプラス材料になりそうです」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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