【12月2日のマーケット】「WELQ」信頼性問題でディー・エヌ・エー株大幅安
12月2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比87円04銭安の1万8426円08銭で取引を終えました。サイトの信頼性問題で社長が謝罪したディー・エヌ・エーが大幅安となりました。

12月2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比87円04銭安の1万8426円08銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、外国為替市場でドル/円が一時1ドル=113円台半ばまで下落、前日1日の東証取引時間中に比べてドル安・円高が進行したほか、11月米雇用統計を今夜、イタリアの国民投票を4日に控えて利益確定売りが優勢になりました。
東証1部33業種中、銀行、証券など14業種が上昇、一方、食料品、その他製品など19業種は下落しました。個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井金属が買われ、ディー・エヌ・エー、SCREENホールディングス(HD)は売られました。
ディー・エヌ・エーは、医療・健康情報を扱うサイト「WELQ(ウェルク)」に、信頼性に疑問のある記事が掲載された問題で1日、守安功社長が「マニュアルやライターへの指示などにおいて、他サイトからの転用を推奨していると捉えられかねない点があった」と謝罪。この日の株価は前日比235円(6.68%)安の3285円まで下落しました。
なお、TOPIX(東証株価指数)は前日比5.29ポイント安の1477.98。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=114円00銭台で推移しています。
(オトナンサー編集部)
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