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【マーケット展望】米ISM製造業指数が今夜発表、堅調なら利上げの追い風に?

12月1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比204円64銭高の1万8513円12銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は1万8513円12銭で取引を終えた

 12月1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比204円64銭高の1万8513円12銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストが注目するのは、前日11月30日の石油輸出国機構(OPEC)総会における減産合意。総会では、10月よりも120万バレル少ない日量3250万バレルを目標とすることが決定、これを受けて同日の米原油先物は大幅に上昇しています。

 また米10年債利回りが上昇し、外国為替市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース加速観測が一段と強まってドル高が進行しました。

 今夜は11月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が発表される予定。同指数が堅調な結果であれば、FRBの利上げ観測がさらに強まり、ドル/円が一段と上昇する可能性も。その場合は1ドル=115円台半ばが目先の上値メドになりそうです。

 八代さんは「ドル/円が上昇すれば、日経平均は一段高に可能性があります」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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