【11月17日のマーケット】日経平均小幅続伸1万7862円63銭、安倍・トランプ会談控えて様子見強く
11月17日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比42銭高の1万7862円63銭で取引を終えました。

11月17日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比42銭高の1万7862円63銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日は反落して取引を開始。前日16日のダウ工業株30種平均下落や、外国為替市場におけるドル/円上昇の一服が背景になりました。
日経平均は利益確定売りが優勢となり、下げ幅は一時16日終値比98円まで拡大。その後、日銀が初めて「指値オペ」を通知したと伝わりドル/円が上昇、日経平均も急激に下げ幅を縮小し、前日終値比プラス圏に転じました。
午後に入ると膠着状態に。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言や、安倍晋三首相とトランプ次期米大統領の会談など重要イベントを控えて、様子見ムードが強まったといいます。
東証1部33業種中、空運、鉱業など23業種が上昇、一方、証券、保険など10業種は下落しました。個別銘柄では、トクヤマ、鹿島建設が買われ、ソニーフィナンシャルホールディングス(HD)、三井金属は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比1.43ポイント高の1423.08。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=109円10銭台で推移しています。
(オトナンサー編集部)
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