【マーケット展望】“トランプ効果”で円安・ドル高続く? 日経平均節目の1万8000円も
11月16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比194円06銭高の1万7862円21銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

11月16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比194円06銭高の1万7862円21銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、米ダウ工業株30種平均が4営業日連続で過去最高値を更新するなど堅調に推移し、ドル/円が上昇基調にあることや米株高が日経平均の追い風になっています。
ドル/円上昇の背景には、トランプ次期米大統領が就任後に、大規模減税や財政支出を拡大すればインフレになり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが速まるのでは、との観測があるようです。
ドル/円は米大統領選後に急ピッチで上昇した分、利益確定売りが出やすい状況も予想される一方、この円安・ドル高傾向は当面続くとのこと。八代さんは「ドル/円が一段と上昇すれば、日経平均は心理的節目の1万8000円に向けて一段高となる可能性がある」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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