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【マーケット展望】トランプ氏勝利による懸念「後退」、日経平均落ち着き取り戻すか

11月10日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比1092円88銭高の1万7344円42銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は急反発し1万7344円42銭で取引を終えた

 11月10日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比1092円88銭高の1万7344円42銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、日経平均がこの日、前日9日の米大統領選後の下げ幅が帳消しになったことから、「トランプ氏が勝利したことによる、米経済への過度の懸念が後退し、日経平均は次第に落ち着きを取り戻すのではないか」と分析します。

 日経平均は、10月下旬以降の1万7000円~1万7500円のレンジに戻った格好。八代さんによると、今後は米国株やドル/円、原油価格をにらみながら方向感を探る展開になりそうです。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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