【専門家が提唱】子どもを巻き込む「インターネット上の危険」はすぐ身近に…親子で話し合うべき《5つの安全対策》
「いつ・どこで・誰に発信するのか」を親子で考える
では、夏休み中、そして夏休み明けに向けて、どんな対策をすればよいのでしょうか。ブリエディスさんは、親子で一緒に話し合いながら、次の5つの安全対策を実践することを勧めています。
【SNS投稿は「今」ではなく「あとで」に】
旅行先や外出先でのリアルタイム投稿は、思わぬ犯罪につながる危険があります。例えば「◯◯に来ています!」という投稿が、「自宅が今、留守である」ことを知らせてしまい、空き巣被害に遭うリスクもあります。楽しい思い出は、帰宅してからゆっくり投稿しましょう。加えて、写真に写り込んだ個人情報や他人の顔などにも配慮が必要です。
【位置情報の共有はオフにする】
スマホのカメラやアプリは、知らないうちに位置情報を記録していることがあります。写真に位置情報が含まれていると、自宅や学校の場所が特定される恐れもあります。アプリごとに設定を見直し、「使用中のみ許可」または「常に許可しない」に変更しておくのが安心です。また、位置情報が含まれた写真をSNSにアップロードしないよう注意を促しましょう。
【アカウントは「非公開」に設定】
SNSのアカウントが公開設定のままだと、見知らぬ人でも投稿を見たり、コメントできたりします。保護者が一緒にアカウントのプライバシー設定を確認し、フォロワーの見直しも定期的に行いましょう。特に「友達申請」は慎重に許可し、知らない人からのフォローは拒否するよう教えてください。
【「知らない人」からのメッセージには返事をしない】
親切そうなメッセージや、「プレゼントが当たった」という内容でも、リンクを開いたり返信したりしないように伝えてください。詐欺やなりすましの危険性があります。もし不審なメッセージが届いたら、必ず大人に相談する習慣をつけさせましょう。こうした相談ができる環境づくりも大切です。
【公共Wi-FiではVPNを使う】
無料Wi-Fiは便利ですが、通信内容が第三者に見られる危険もあります。特にホテルやカフェ、空港などのWi-Fiでは注意が必要です。VPNサービスを使えば、通信内容を暗号化し、個人情報の漏えいリスクを下げることができます。子どもにも簡単に使えるアプリがあるので、設定を一緒にしてあげると安心です。
ブリエディスさんは、「子どものインターネット利用そのものを否定しているわけではありません。むしろ、正しく使えば、子どもたちにとって学びや遊びのチャンスが広がる素晴らしいツールです」と語ります。「大切なのは、インターネットとの“付き合い方”を知ることです。誰に見られても困らない内容か? 今投稿すべきか? そうした一つ一つを、親子で一緒に考えてほしいと思います」。
スマホやSNSは、便利な反面、“危険な場所”にもなり得ます。投稿ボタンを押す前に「これ、安全かな?」と親子で話し合う時間を少しでも持つことが、自分自身と家族を守る第一歩になるのです。
(オトナンサー編集部)

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