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【10月27日のマーケット】日経平均反落1万7336円42銭、キヤノン業績予想が下方修正

10月27日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比55円42銭安の1万7336円42銭で取引を終えました。

キヤノンの業績下方修正などが重しに

 10月27日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比55円42銭安の1万7336円42銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、午前の日経平均は小幅安の展開。26日までの連騰の反動で利益確定売り圧力が強まったほか、キヤノンが同日通期業績予想を下方修正したことが重しになりました。

 午後に入ると一段安の展開で下げ幅は一時、前日終値比113円に。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れが行われていない、との観測が下押し圧力になりました。

 東証1部33業種中、その他金融、証券など14業種が上昇、一方、海運、空運など19業種は下落しました。個別銘柄では、富士通、IHIが買われ、パイオニア、キヤノンは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比0.69ポイント安の1382.01。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=104円50銭台で推移しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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