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B型夫は自己中でかんしゃく持ち…A型妻が離婚するために実践した“傾向と対策”(上)

夫や妻との離婚を考える人にとって「血液型別の傾向と対策」を知ることは、トラブルの「未然防止」「早期解決」「被害減少」につながると筆者は主張します。A型妻とB型夫のケースから考えます。

うまく離婚するには、血液型別の対策を練るべき?
うまく離婚するには、血液型別の対策を練るべき?

 Amazonで「血液型」と検索すると1000冊以上の本が表示されますが、「離婚」に焦点を絞った血液型の本は一冊も見当たりませんでした。これらの本はあくまで「雑学」。何冊か手に取りましたが、軽くて薄くて楽しい「だけ」で、毒にも薬にもならない無難すぎる中身ばかり。

 しかし、本当に必要なのは、相手を倒してくれる「毒」と自分を守ってくれる「薬」ではないでしょうか。日々を穏やかに過ごす一般ピープルは私のところへ相談に来ません。金銭的、身体的、そして、精神的に我慢の限界ぎりぎりの人ばかり。だからこそ「迷える子羊」を救い出す中身…つまり、離婚専用の「血液型別の傾向と対策」が必要です。

 例えば、「B型は××でキレやすい」と前々から知っていれば、「××」が起こらないように注意するし、「AB型は△△にこだわる」と前もって分かっていれば、「△△」を譲ることで話をまとめることができるし、「A型は◇◇を攻撃する」と先んじて気付けば、「◇◇」を奪われないように守ることも可能です。さらに、「O型の私は◎◎で相手を怒らせる」と勘付いていれば、けんかを避けるために「◎◎」をやめればいいのだから。

 このように「血液型別の傾向と対策」によって実現できるのはトラブルの「未然防止」「早期解決」「被害減少」です。一石二鳥、いや三鳥でしょう。とはいえ、私が相談者のエピソードを代弁するのは逆効果です。なぜなら、心に響くのは薄っぺらい他人事ではなく、濃すぎるくらいの自分事だからです。そこで、今回は本人に自分の言葉で語ってもらうことにしました。

 今回、取り上げるのはA型妻とB型夫です。世間的には因縁の宿敵、そして犬猿の仲だと思われがちですが、ものは考えようです。天真爛漫(てんしんらんまん)で自由奔放なB型を献身的でお節介焼きのA型が包み込めば、二人の相性は悪くなさそうですが、どうなのでしょうか。

<家族構成と登場人物、属性(すべて仮名。年齢は現在)>
夫:長友健太郎(36歳)→会社役員(年収1200万円)
妻:長友智恵(32歳)→専業主婦(※今回の相談者。長友夫婦は結婚10年目)
長女:長友樹利亜(7歳)→長友夫婦の娘

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露木幸彦(つゆき・ゆきひこ)

行政書士(露木行政書士事務所代表)

1980年12月24日生まれ。いわゆる松坂世代。国学院大学法学部卒。行政書士・ファイナンシャルプランナー(FP)。金融機関の融資担当時代は住宅ローンのトップセールス。男の離婚に特化し行政書士事務所を開業。開業から6年間で有料相談件数7000件、公式サイト「離婚サポートnet」の会員数は6300人を突破し、業界最大規模に成長させる。他で断られた「相談難民」を積極的に引き受けている。自己破産した相手から慰謝料を回収する、行方不明になった相手に手切れ金を支払わせるなど、数々の難題に取り組み、「不可能を可能」にしてきた。朝日新聞、日本経済新聞、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインで連載を担当。星海社の新人賞(特別賞)を受賞するなど執筆力も高く評価されている。また「情報格差の解消」に熱心で、積極的にメディアに登場。心理学、交渉術、法律に関する著書を数多く出版し「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷、いずれもメタモル出版)「婚活貧乏」(中央公論新社、1万2000部)「みんなの不倫」(宝島社、1万部)など根強い人気がある。仕事では全国を飛び回るなど多忙を極めるが、私生活では30年以上にわたり「田舎暮らし」(神奈川県大磯町)を自ら実践し「ロハス」「地産地消」「食育」の普及に努めている。公式ブログ(https://ameblo.jp/yukihiko55/)。

注)離婚手続きに関して、個別事情を踏まえた離婚手続きや離婚条件に関する法的観点からの助言が必要な場合は弁護士に依頼してください。

各都道府県の弁護士会
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/bar_association/whole_country.html

法テラス
https://www.houterasu.or.jp/

コメント

2件のコメント

  1. メディアには「B型男性とA型女性の組み合わせを嫌う者達」が多い

  2. B型関係なくクズなだけじゃん