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【医学部不正入試】順天堂大が第三者委設置 医学部長病院長会議の議論と並行して調査

大学医学部の不正入試問題で、順天堂大学が弁護士による第三者委員会を設置すると発表しました。

 大学医学部の不正入試問題で、文部科学省から説明を求められている順天堂大学(東京都文京区)は10月18日、弁護士による第三者委員会を設置すると発表しました。

 一連の問題では、東京医科大学(同新宿区)で女子と3浪以上の男子の合格者数を抑制、昭和大学(同品川区)で現役と1浪の受験生に一律点数を加算し、2浪以上を不利に扱うなどの不正が公表されており、文科省の調査で、順大の不正も疑われています。

 順大によると、第三者委員会は、吉岡桂輔弁護士(吉岡・辻総合法律事務所)ら弁護士3人で構成。目的については、「医学部入学試験に関する事実調査、検証、必要な対応の提案を行う」としています。

 今後の予定については、「第三者委員会で速やかに調査に着手し、一般社団法人全国医学部長病院長会議『大学医学部入学試験制度検討小委員会』の議論と並行して調査を進め、必要に応じて、小委員会で示される規範に基づいても検証を行ってもらい、本学としてその報告を速やかに公表する」としています。

(報道チーム)

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