「塩もみで無毒化」は誤り! フグの素人調理は危険 死亡例も
フグ処理者の資格を持たない人がフグを調理するのは危険だとして、厚生労働省がXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。

休日に釣りに出掛ける人は多いと思います。そんな中、フグ処理者の資格を持たない人がフグを調理するのは危険だとして、厚生労働省がXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
厚労省は「フグの素人調理は危険!釣りをされる皆様へ」とXでコメント。
その上で「フグは、種類により有毒部位が異なり、皮や身も有毒なフグもいます。フグ処理者の資格を持たない方がふぐを調理するのは非常に危険です」「釣ったフグは決して自分で調理せず、人へも譲らないでください」と注意を呼び掛けています。
また、厚労省はフグの毒について、「塩もみ」「水にさらす」「加熱」などの調理では無(弱)毒化されることはないと公式サイトで説明。フグの有毒部位を食べた場合、食後20分から3時間程度でしびれやまひ症状が現れるといいます。その後、まひ症状は口唇から四肢、全身に広がり、重症の場合は呼吸困難で死亡するケースがあるということです。
(オトナンサー編集部)
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