【漫画】「お母さんに話せなかったことが…」 娘の“ざんげ”に母が震え上がったワケ
のんびりと過ごしていた休日のおやつタイム。「…あのさあ」と娘から切り出されたエピソードに、親子の和やかなムードが一変しました。作者の娘さんの懺悔(ざんげ)を描き、Xで公開された漫画が話題に。作者の「もづこ」さんにお話を聞きました。

娘が唐突に語り出した過去のエピソードを描いた漫画「むすめの懺悔(ざんげ)」が、Xで話題となっています。
ある休日のおやつタイム、のんびりと過ごしていた作者と娘。談笑していると、娘の声色が突然変わり、「…あのさあ」と過去の出来事を語り始めました。果たして、その恐怖のエピソードとは…。読者からは「これはホラーですね」「このまま怪談話になってしまいそう」など、驚きの声が上がっています。
おしゃべり好きな娘だったが…
この漫画を描いたのは、漫画家の「もづこ」さんです。Xやブログ「むすめ雑記帳」で、漫画や日常の出来事などを発表しています。もづこさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.Xやブログで漫画を発表するようになった理由や経緯を教えてください。
もづこさん「出産を機に、『娘の成長を漫画で残したいな』と思い立って描き始めましたが、気が付けば10年続いています」
Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。
もづこさん「娘が成長してきて、小さかった頃の話をふいに話してくることがあります。当時は分からなかった娘の気持ちや出来事を知って、びっくりすることも。今回は特に驚いたので、フォロワーさんたちに『娘がこんなことやらかしていたから、ちょっと聞いてよー!』という気持ちと、『意外に子どもあるあるなのかな?』という疑問から漫画にしました」
Q.娘さんからざんげされたとき、どう思いましたか。
もづこさん「まさか誰もいないときに自分で電話をかけるとは想像もしていなかったので、びっくりしました。でも、娘は昔からおしゃべりが好きで、家に電話がかかってくると『代わって! 私も話したい!』と話したがる子だったので、やりかねないな…とも思いました。受け手の人もきっと怖かっただろうなと、申し訳ない気持ちでいっぱいです…。
そして、怪談にある『恐怖の電話』系の話も、真実はこんなことだったりするのかな、なんて思いました(笑)」
Q.娘さんは誰に電話をかけたのでしょうか。
もづこさん「分かりません。でも基本的に家の電話はお義母さんしか使わないので、リダイヤルボタンを押してお義母さんのご友人にかかったか、もしくは適当に押したらつながってしまった見知らぬ誰かか…と予想しています」
Q.その後、同じような出来事やざんげはありましたか。
もづこさん「今のところはないです。そのときのことがかなり怖かったようで、懲りたみたいです」
Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。
もづこさん「『神様は許してくれますよ…(ただし電話の向こうの人は覚えていそう)』とか、『そのまま怪談話になりそうですね』とか、笑い話として受け止めていただけたようで、私も娘もホッとしました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
もづこさん「育児漫画は子どもが成長してくると、描けることが限られてくるのですが、娘が一緒に楽しんでくれている間は描いていけたらな、と思っています。また、この創作活動を通して、育児に悩んだときなど、いろいろな人たちと情報交換をして助けられてきたので、私も何かお返ししていけたらなと考えています」
(オトナンサー編集部)
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