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西日本豪雨で一時製造中止 山口・旭酒造が被災後の「獺祭」を9・13に初出荷

西日本豪雨による被害で一時製造を中止していた「旭酒造」が、被災後に仕込んだ最初の「獺祭」を初出荷します。

「獺祭 純米大吟醸50」(旭酒造ホームページより)
「獺祭 純米大吟醸50」(旭酒造ホームページより)

 純米大吟醸酒「獺祭(だっさい)」で知られる蔵元で、西日本豪雨による被害で一時製造を中止していた「旭酒造」(山口県岩国市)が9月13日、被災後に仕込んだ最初の「獺祭」を出荷します。

 旭酒造によると、最初の出荷となるのは「獺祭 純米大吟醸50」720ミリリットル(希望小売価格税込み1539円)で、全国の契約店570店に2ケース(1ケース=12本入り)ずつ出荷。他のサイズや銘柄については順次、出荷を拡大していくとのことです。

 旭酒造は、西日本豪雨による浸水と停電で、7月7日から製造と出荷を一時停止。7月29日から製造を再開し、停電時にタンクで発酵中だった酒を被災地支援用の日本酒「獺祭 島耕作」(720ミリリットル)として発売。通常の獺祭より安い1200円で販売し、うち200円を義援金に充て、広島、山口、岡山、愛媛の4県に各2900万円、総額1億1600万円を寄付しました。

 同社は、被災後に仕込んだ酒の初出荷について「皆さんからの温かい声援に応えたいという思いだけです。少しでも早くお届けしたい」としています。

(報道チーム)

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