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日本にも根付くか 学びのための長期休暇「サバティカル休暇」とは? 導入企業を訪問

効率的な働き方への意識高まる

 実際に、ディスカバリー休暇を取得した社員に話を聞きました。メディカルアフェアーズという部門で、高度な医学的・科学的専門性に基づき医師や研究者と情報交換を行う仕事をしている西村晋一さんです。

Q.取得した理由は。

西村さん「担当業務で必要とされるスキルが変わり始め、生物統計や疫学の分野を勉強したいと思ったからです。専門書も読んではいましたが、大学院で多面的に学びたいと思い、2015年4月から、最初は裁量労働制の範囲で学業と両立させ、2016年4月から、ディスカバリー休暇を取得しました。毎週木曜日を休暇にして通学し、計40日間休暇を取りました。2018年春に修了し、公衆衛生学の博士号を取得できました」

Q.取りたいと言った時の社内の反応は。

西村さん「キャリアアップを管理職も同僚も応援してくれる雰囲気があり、好意的でした。業務に直結する内容だったからかもしれませんが、『意志あるチャレンジはカッコいい』という社内の雰囲気もあると思います」

Q.休暇中に業務を滞らせないため、工夫したことは。

西村さん「業務を計画的に行う、前倒しで行うことを意識しました。周囲に迷惑をかけるので、ここまでは自分でやる、ここからは任せるというように業務を自主的に割り振りました。休むことへの説明責任があるので、必死に周囲と折衝しました」

Q.取得前と取得後で、意識がどのように変わりましたか。

西村さん「周囲に頼らざるを得ないことも多く、申し訳ないという気持ちがありましたが、『その分、出社している時に頑張ろう』という気持ちになりました。周囲への『ありがとう』という気持ちを持って働くようにしていました。自分の意思で取得しているからこそ、必死に学ぶし、仕事も必死にしようとするので、効率的な働き方を自ら意識することになりました」

Q.また、ディスカバリー休暇を取りたいと思いますか。

西村さん「思います。次は語学を勉強したいです。40日で修了できるかどうか、裁量労働制も生かすのかなど、どのように組み合わせるのかも考え、最善の方法を見つけたいです」

(報道チーム)

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