「一生許さない」…執念がすごすぎる「根に持つ人」の心理って? 心理カウンセラーに聞いてみた結果
「根に持つ人」とどう接すればいい?
Q.「根に持つ人」と接するときの、上手なコミュニケーションの取り方とは。
小日向さん「自分の人生に長く深く関わる人でなければ、『軽く受け流す』ことが一番です。コミュニケーションは言葉のキャッチボールで成立することは確かですが、根に持つ人の愚痴はこの限りではありません。彼らはただ吐き出したいので、アドバイスをするといった行動は関係性を悪化させることもあります。
ただ、継続的に関わりたい人で、かつ互いの信頼関係が構築されている場合は、本人の感情をうまく軌道修正するよう働きかけてもよいと思います。過去の上司の言動をずっと根に持っている人であれば、『それがあったから転職に踏み切ったんだよね。その行動力はすごいと思うよ』など、その人の“現状”に意識を向けさせて、つらい経験に耐えたことや、思い切って行動した勇気への賞賛に変換し、前向きな思考に変換しやすくしてあげます。
ただ、根に持つ、つまり物事に過剰に固執するパーソナリティーは器質的な要因が強い可能性もあるので、自分が相手を変えることに向き合い過ぎて疲弊する前に、専門家につながってみるようアドバイスをしてあげることも選択肢として考えてください」
Q.根に持つタイプの人が、その性質を改善したいと思ったとき、実際に改善する(=根に持たないようにする)ことは可能でしょうか。
小日向さん「先述したように、今が満たされていなければ、過去の嫌な記憶や体験にその要因を求めてしまいがちです。根に持つ性格を修正したいと思うのであれば、刹那的に一日一日を一生懸命よりよく生きることに熱量を注いでください。『今日をやり切った』という充実感は、過去への捕らわれから解放される手段です。
また、『もしかしたら器質的な問題があるのではないか』と思う場合は、専門機関に診てもらうことも検討してください。まずは自分自身を知り、できる範囲で思考に修正をかけていくことも現実的な対処方法となります」
(オトナンサー編集部)

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