「すごく期待していたのに」 年収1000万円超のお見合い相手を“お断り”…31歳女性が明かした納得の理由
婚活の場において「スムーズに結婚していく人」と「苦戦する人」は何が違うのでしょうか。結婚相談所を運営する仲人が知る実例をひもとくと、その理由が見えてきました。
自分の理想の結婚観を押し付ける
男性と女性とでは、コミュニケーションの取り方が違います。これは、会話をするときに結論を求める“男性脳”と、会話に共感を求める“女性脳”の違いだといわれています。
先日、お見合いを終えたようこさん(31歳、仮名)が、お見合い相手のしんじさん(35歳、同)に、こんなお断りの理由を出してきました。
「今日の方、年収が1000万円超えだったからすごく期待してお見合いに行ったんですけど、話がとにかく一方的でした」
お見合いが始まるなり、しんじさんは、こう切り出したというのです。
「結婚したら、仕事を辞めてもらって、家のことをしっかりやっていただきたいんです。僕一人の稼ぎで十分に生活できますし、常に緊張感ある職場だから、家は安らぎの場にしたいんですよ」
ようこさんは、言いました。
「まだお互いのことを何も知らないのに、いきなり結婚後の生活設計の話をされてもピンときませんでした。お相手の人柄を知って好きになって、そのお相手の希望だったら『結婚後も働くつもりだったけれど、家庭に入ってもいいかな』と思う。まだ結婚するかどうかも決めていない、好きでも何でもない相手に、一方的に『こんな結婚生活にしたい』と言われても、どうお返事していいか分かりませんでした」
お見合いは、結婚前提の出会い。誰もが、理想の結婚の形をある程度は考えて婚活していると思います。だからといって、お相手のことを知る前に、一方的に自分の理想の結婚像を押し付けたら、お相手は不愉快な気持ちになりますよね。
お見合いの席では、まずは相手の話を聞く姿勢で臨むことが大事。男性は結論を求める話をしがちですが、相手の言葉に共感した相づちを打って、そのときの相手の反応を見ながら話題を展開していくとうまくいきますよ。
お見合いでお断りされる確率の高い人は、自分のことばかり話していないか、振り返ってみてください。
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