英EU離脱で注目の「国債」、利回りが低下すると価格が上がるのはなぜ?
国債利回り低下で身近な影響は?
それでは、国債利回りの低下は、私たちの身近な暮らしにどのような影響を及ぼし得るのでしょうか。平田さんによると、預かったお金を国債で運用している、あらゆる金融商品(住宅ローンや保険、年金など)に影響が出るそうです。
例えば、生命保険会社では預かったお金を長期運用しており、通常の生命保険で預かったお金を扱う「一般勘定」は日本国債で運用されています。しかし、国債金利がマイナス圏で推移しているため、預かったお金を増やせない状態といいます。
平田さんは「生命保険は将来、加入者から預かったお金を増やして、決まった金額を返す契約を交わしているため、マイナス金利が続けば、1990年代後半のように倒産する会社が次々に出てくる可能性があります」と指摘、新しい契約を引き受ける体力のない会社が、商品の販売中止や自粛という事態に陥っている例もあるそうです。
(オトナンサー編集部)

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