実写化ジョジョも真っ青に? 簡単5分で体を活性化させる「腹式呼吸法」とは
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画化が発表されました。そこで、登場人物のジョセフ・ジョースターが繰り出す「波紋」にちなみ、体が活性化する呼吸法を紹介します。

人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画化が9月28日、発表されました。アラフォー記者がジョジョでまず思い出すのは、シリーズ第2部の主人公、ジョセフ・ジョースターが繰り出す必殺技「波紋」です。
波紋は東洋に古くから伝わるという特殊な「呼吸法」を使って体内にエネルギーを作り出し、それを敵にぶつけることでダメージを与える技ですが、実写化されるのは残念ながらジョセフの息子、東方仗助が活躍する第4部。波紋の出番は少ないでしょう。
ところで、古くからのジョジョファンであれば、ジョセフのように呼吸法を使って何かをしてみたいと想像したことがあるでしょう。さすがに波紋は無理ですが、ある呼吸法を使うと体が活性化して元気になるそうです。
オトナンサー編集部では、国際経済アナリストの傍ら、ボイストレーニング教室を主宰する平田啓さんに話を聞きました。
ゆっくり行う腹式呼吸
「それは腹式呼吸です」(平田さん)。ただし大切なのはそのスピードで、ゆっくり行うことが「心の鍛錬や精神修行につながります」。
それをスポーツに応用したのがいわゆる武道やヨガです。「空手などでは、丹田(たんでん)に心を収める修行があります」。丹田は、おへその約9センチ下にあり、「気」をためる場所とされています。
この丹田を使った呼吸法は東洋において養生法として引き継がれてきたそう。「丹田を意識し、腹式呼吸を深くしましょう」。医学的には、消化器や呼吸器などの動きをコントロールする副交感神経の働きを高めることで、血行がよくなり体が活性化します。
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