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しなしなキュウリは浅漬けに! 企画「くさりかけ野菜事典」がすごく役立つと話題に、中身は?

オレンジページの企画「くさりかけ野菜事典」が話題になっています。

「くさりかけ野菜事典」の誌面(オレンジページ提供)
「くさりかけ野菜事典」の誌面(オレンジページ提供)

 生活情報誌「オレンジページ」などを発行するオレンジページ(東京都港区)の企画「くさりかけ野菜事典」が話題になっています。長期間保存して傷みかけた野菜について、食べられるかどうかの見分け方を解説するとともに、おいしく食べるための調理法も紹介しているからです。

 SNS上では「野菜の傷み具合でどこまで食べられるかが分かり、すごく役立った」「自炊してる人に必要なのに、なかなか巡り会えない情報」「調理上の衛生面とか大事なところをきっちり抑えている」と評価する声が上がっています。どんな企画なのでしょうか。

レシピ本では見ない情報

「くさりかけ野菜事典」は、オレンジページが2016年3月に初版を発行した「ゆる自炊BOOK」(164ページ、本体価格1204円)の企画の一つです。事典では例えば、キュウリについて「しなしなすぎて、これを生で食べるのはちょっとな~……」という時には、「じつは漬けもの向きな状態になってます。手軽に浅漬けを作っちゃおう!」のように、通常のレシピ本やインターネットでは見つけることが難しい情報を紹介しています。

 気温や湿度が上昇し、食べ物が傷みやすくなる季節でネットユーザーの関心も高く、ツイッターの投稿は、リツイートが6700件、「いいね」が9700件を超えました。企画の概要や背景を同社の担当者に聞きました。

Q.「くさりかけ野菜事典」とは。

担当者「スーパーなどで購入した野菜を使い忘れ、冷蔵庫の中で長期間保存してしまった経験は、誰しもあると思います。そのような野菜について『食べられる』『食べられない』のジャッジポイントと、どのようにして料理をするかのアドバイスをまとめたコラムです」

Q.どのような野菜について解説していますか。

担当者「1回では使い切れないことが多い、アオジソの葉、ショウガ、ネギ、まとめ買いすることが多い、キュウリ、ジャガイモ、ナスなど26種類の野菜について解説しています」

Q.なぜ、傷みかけの野菜に着目したのですか。

担当者「自炊生活を始めて必ず一度は体験するのが、忙しくて料理ができない日が続いた時に、食材を最後まで使いきれずダメにしてしまうことです。その中でも特にダメにしがちな『野菜』に着目しました」

Q.「ゆる自炊Book」はどこで購入できますか。

担当者「書店やアマゾンで入手可能です」

(報道チーム)

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