「未来がない恋愛」「結婚には興味なくなった」…不倫の果てに「婚活」した2人の女性、それぞれの“異なった結末”
人はなぜ不倫をするのか
道徳的にしてはいけない恋愛の形だと分かっているのに、人は不倫をします。不倫は犯罪ではないので、不倫していたからといって逮捕されたり、刑罰に処されたりすることもありません。ですが、不法行為なので、今回のようなケースは『された側(妻)』が、夫と不倫相手の両方に慰謝料請求をすることができます。
燃え上がっている最中は、好きな感情や情熱を止めることはできないのでしょう。不倫をしている当人たちは、不倫を肯定する言い訳を自分の中につくります。しかし、最大値だった感情や情熱は、時の経過とともに、なだらかに下降していきます。それが落ち着き、平坦になったときに、客観的に不倫の恋愛を見つめ直すことも大切ではないでしょうか。
不倫は、当事者たちにとっては純愛なのかもしれませんが、それによって傷ついているパートナーや子どもがいることを忘れてはいけません。
もしも今、不倫をしている人は、1例目のあやこさんのようにそれを断ち切って、結婚できる新しいパートナーを探すために、婚活をしてみたらいかがでしょうか。
ただしそのときは、不倫相手は断ち切ることです。そこをつながったまま、婚活をすると、2例目のみさえさんのように、結婚できる相手に巡り合えなかったときに、さらに不倫の沼にハマっていく結果になります。
(仲人・ライター 鎌田れい)
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