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「親戚が多すぎる」 39歳婚活女性のお見合いをつぶす“ダメ出し母”のホンネ

「理想の人に出会えない」と、お見合いを繰り返す女性たち。しかし、せっかく条件が合っても交際が続かない原因が、過干渉な親であるケースも少なくないようです。

過干渉な親がお見合いを台無しにする?
過干渉な親がお見合いを台無しにする?

 お見合いをしても、しても、結婚が決まらない人たちがいます。その理由は、「なかなか理想の人に出会えないから」だと、ご本人たちは言います。本当にそうなのでしょうか。理由を深掘りしてみると、そこには共通する“親子関係”が見えてくるのです。

母がこう言っていますので…

「お付き合いしていた安西さん(43歳、仮名)ですが、交際を終了にしようと思います」

 内野仁美さん(39歳、仮名)が連絡を入れてきました。仁美さんは、お見合い活動を始めて1年になるのですが、お見合いをして交際に入っても、2~3度会うと、彼女の方から、「交際終了でお願いします」と言ってくるのです。

「あら、どうして? この間まで、『話題も豊富な方で、話していても楽しい』って、言っていたじゃない」

 交際終了の理由を尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「母が、『あなたは一人っ子で、のほほんとのんびり育ってきたのに、そんな周りが親戚だらけのところにお嫁にいったら大変よ』って言うんです。確かにその通りだなって。結婚って二人だけの問題じゃないし、嫁いでから苦労したくないですから」

 仁美さんのお相手である安西さんは、年収800万の大手企業のサラリーマン。ご実家が地主で、マンションやアパート経営もしている資産家の長男坊です。とても条件のよい男性ですが、周りには安西さんの親御さんの兄弟が大勢いる。また、昔からの名士なので、町内会の会合や祭事などは安西一族が仕切っているそうです。

 母親にしてみたら、そんなところに娘を嫁がせたら“苦労するのが目に見えている”と。

 皆さんにも経験がありませんか? すごく気に入っていたものでも、周りからケチをつけられると、それが途端に色あせてつまらないものに思えてくることが。

 恋愛に関しては、相手のことを大好きになっていると、反対されればされるほど燃え上がるんですよね。ところが、まだお付き合いが始まったばかり。“結婚相手としてどうか”とあれこれ見極めている時にケチをつけられると、前向きだった気持ちが途端に裏返ってしまいます。

「今判断しないで、もう少しお付き合いしてみたら?」と勧めましたが、「いえ、お断りしてください」の一点張りでした。

 仁美さんは入会して1年になりますが、お相手への希望条件がとても高い。39歳ですから、お申し込みをかけてくる男性は45歳以上の方も多いのですが、男性の年齢上限を43歳までとしていました。それは、「これまで年下としか付き合ったことがないし、あまりにも年上だと早く死んでしまいそうな気がするから」という理由から。さらに、ご自身が大卒だから男性も大卒以上、一人っ子だからお相手は兄弟がいる人、また、両親に何かあった時にすぐに駆けつけられるように、住んでいる場所は東京都内、できれば23区の方。

「そんなに条件を絞ってしまったら、なかなかお見合いを組むことはできなくなりますよ」とお伝えしましたが、譲歩することはありませんでした。

 しかし、よくよく聞いてみると、これは彼女ではなく彼女の母親が“娘の結婚相手に望んでいた条件”だったのです。

 そして、今回の安西さんのように、「43歳」「大卒」「3人兄弟」「東京23区在住」「一部上場企業社員」と条件をすべて満たしていたとしても、「周りに親戚が多い。そこに嫁いだら苦労をする」と母親が反対するのです。

 彼女はどういうわけか、婚活の相談を母親にします。母親は、お相手の条件を聞くと、「あそこがダメ」「ここがダメ」と、お相手のダメ出しをしてきます。しかしながら、100%理想に合う男性なんて、この世に存在するはずがありません。

 母親は、娘を心配している体を装っていますが、本音は、39年間一つ屋根の下で一緒に暮らしてきた一人娘を手放したくないという気持ちが強い気がしてなりません。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。あいかつハウス公式サイト(http://aikatsuhouse.grupo.jp)。

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