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「防虫剤」、どう設置? 衣類に臭いが付く恐れは? 正しい使い方をメーカーに聞く

Q.異なる種類の防虫剤を組み合わせて使っても問題ないのでしょうか。それとも、組み合わせによっては、衣類が劣化する可能性があるのでしょうか。

高野さん「種類の違う防虫剤を同じ場所で併用する場合は、十分に注意してください。当社の『ムシューダ』のようなピレスロイド系の無臭タイプの薬剤は、他のどの防虫剤と併用しても問題ありません。

一方、パラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳などの有臭タイプの薬剤を含む製品を組み合わせて使うと、薬剤が溶けて衣類に染みができることがあるので、注意しましょう。当社の製品では、『ネオパース』(ナフタリン)や『ネオパラエース』(パラジクロルベンゼン)などが該当します。必ず薬剤の種類を確かめてから使用してください」

Q.除湿剤の選び方や使い方について、教えてください。

高野さん「収納場所全体の湿気が気になるときは置き型タイプ、衣類などの収納物が気になる場合は、シートタイプなどがお勧めです。

湿気は下方向にたまりやすいので、置き型タイプの場合は、下の方に設置すると効果的です。シートタイプはさまざまな用途があるので、収納場所に応じてうまく使い分けましょう。衣装ケースなどに入れる場合は、一番上に置いてください。

防虫剤と同様、収納場所の大きさによって、使用する用途や個数が異なるので、十分に注意してください」

 大切な衣類を守るためにも、防虫剤を正しく使いましょう。

(オトナンサー編集部)

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