「車の運転には人柄が出る」は本当? “年収980万円男”の舌打ち、「この人の車に乗りたくない…」 ドライブデートで分かる交際相手との関係性
車の運転には、人柄が出る
安井あつこさん(34歳、仮名)がお付き合いしていた淀川まさのりさん(36歳、同)は上場企業に勤め、年収は980万円、細身で見た目もすてきな男性でした。
「お見合いのとき、ホテルのティーラウンジの入り口で待ち合わせをしたのですが、そこからラウンジへの誘導も、飲み物のオーダーの仕方もとてもスマートでした。お話も楽しかったし、お見合いで、やっとすてきな人に巡り会えたと思いました」
お見合い後には交際となり、あつこさんはとても喜んでいました。楽しくデートを重ねていき、4回目のデートで、「少し遠出をしましょう」ということになったそうです。
まさのりさんが車を出して、郊外の遊園地に行くことになりました。あつこさんは、キャンディーやクッキー、スナック菓子などのおやつも買いそろえました。当日は早起きして、お昼に2人で食べるお弁当を手作りし、さながら遠足気分で出かけていったのです。
ところが、そのデートを終えたあつこさんが、まさのりさんとのお付き合いに「交際終了」を出してきました。その理由が、ドライブデートをしたことで、それまでは分からなかったまさのりさんの神経質な一面が見えたからだと言うのです。
「私は、すごく楽しみにしていたので、最初からはしゃいでいました。まず、待ち合わせの車に乗り込んだときに、お昼のお弁当をたくさん作ってきたことと、車の中で食べるおやつも買ってきたことを告げたんです」
すると、まさのりさんが言ったそうです。
「車の中では、飲食はしないことにしているんだ。あめはいいけど、クッキーやスナック菓子の類いは、向こうに着いてから食べてね」
あつこさんは、私に言いました。
「車を汚したくない気持ちは分かったんです。でも、彼の言葉に、はしゃいでいた私の気持ちが、スーッと引くのを感じました。そこから私も急に冷静になって、彼を観察しだしたんですね」
すると、途中で渋滞に巻き込まれたときに小さなため息をついたり、赤信号にばかり引っかかることが続くと小さな舌打ちをしたりしているまさのりさんに気付きました。
さらに、目的地に着いて駐車場に車を止めようとした時のこと。空車スペースがあってもなかなか車を止めようとせず、駐車場内をのろのろと運転していたので、「あそこ、空いているんじゃない?」と、あつこさんが指をさすと、まさのりさんは言いました。
「車と車の間には止めたくないんだ。以前、隣の車がドアを思い切り開けたようで、僕の車が傷ついていた。でも、隣の車は既にいなくなっていたから文句も言えなかった。傷を直すのに10万円近くかかったんだよね。それ以来、こういう駐車場のときは、角で空いているスペースに止めるようにしているんだ」
その話もあつこさんにとっては愉快なものではなく、気持ちが重たくなったそうです。そして、お昼には、あつこさんが作ったお弁当を当たり前のように食べ、「こんなに作るのは大変だったでしょう」というねぎらいの言葉も、「おいしかった」という感想もなかったというのです。
「“車の運転には人柄が出る”って言うけれど、本当にその通りだなと思いました。あと、遠出をして1日一緒に過ごすと、2、3時間の食事デートでは分からない、いろいろな部分が見えてきますね。結婚って、1日どころかこれからの人生をずっと一緒に過ごすのだから、まさのりさんは、そのお相手ではないと思いました」

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