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福島の温泉旅館が刑事ドラマの「かつ丼食うか」体験企画 「憧れるシチュエーション」と反響

刑事ドラマでおなじみのシーン「かつ丼食うか」を体験できる企画が福島県猪苗代町の温泉旅館で始まり、SNS上で話題になっています。

「取調室」に、かつ丼が届く(日本きっかけデパート提供)
「取調室」に、かつ丼が届く(日本きっかけデパート提供)

 刑事ドラマでおなじみの「かつ丼食うか」というシーンを体験できる企画が、福島県猪苗代町の温泉旅館で始まりました。犯人役だけでなく、刑事役も体験可能というユニークな試みに、SNS上では「一定の年齢&サスペンス好きが憧れるシチュエーション」「刑事役は露口茂(山さん)にお願いしたい」「犯人役がいいかな…」「これは当然刑事」などと興奮する声が上がっています。なぜ、このような企画を始めたのでしょうか。担当者に聞きました。

舞台はサスペンスのロケ地

「出前カツ丼専門店取調べ室」という予約制の企画は5月12日、福島県猪苗代町の中ノ沢温泉にある旅館「磐梯西村屋」で始まりました。「犯人役コース」と「刑事役コース」のどちらかを選ぶことができ、犯人役を選んだ場合、取調室に見立てた旅館の一室で「刑事」と向き合います。10分ほどの取り調べの末、「私がやりました」と自供すると、「かつ丼でも食うか」のせりふとともに、刑事が旅館隣の食堂に電話して、出前のかつ丼を食べられる、という流れです。

 企画したのは、猪苗代町の地域おこしに取り組むグループ「日本きっかけデパート」です。自ら刑事役を務めることもあるという担当者に、狙いや反応を聞きました。

Q.なぜ、このような企画を。

担当者「東日本大震災から7年がたちましたが、いまだに中ノ沢温泉の観光客数は回復していません。この苦しい状況を打破しようと『ここに来なければできない体験を』と昨年からいろいろな企画を打ち出してきました。『取調べ室』はその一つです。中ノ沢温泉はサスペンスドラマや映画のロケ地によく使われているんです」

Q.取り調べのタイプも選べるそうですね。

担当者「殺人や強盗を犯したという設定の激しい『ハードタイプ』、万引き犯などを想定した『ソフトタイプ』、『かつ丼でも食うか』だけを聞きたい人のための『談話タイプ』があります」

Q.料金はいくらですか。

担当者「税込みで2000円です。犯人役、刑事役を両方体験してくれたリピーターには、3回目には、入手困難な日本酒などの高級ドリンクをサービスします」

Q.反応はどうですか。

担当者「始めたばかりなので、今のところ体験者は仙台からの1人だけですが、かなり満足してもらったようで、夏祭りの時期の宿泊予約をしていかれました。夏休み時期には、大阪や千葉からの予約が入っています」

 この企画は来年3月末まで実施予定ということで、「日本きっかけデパート2F」の公式ツイッターなどから予約できるとのことです。

(報道チーム)

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