「夏バテする」人45%、40代女性は半数超 夏の健康状態調査
養命酒製造が「夏バテ」というテーマで全国の40歳~69歳の男女を対象に実施したインターネット調査の結果を発表しました。

養命酒製造(東京都渋谷区)が7月20日、全国の40歳~69歳の男女を対象に実施した「『夏バテ』に関する調査2022」の結果を発表しました。「夏バテをする」と答えた人は全体の45.0%で、夏バテを自覚することのある人が半数近くとなり、特に40代女性は52.1%で半数を超えました。
「隠れ夏バテ」予備軍含め7割近くに
調査は、旅行やレジャー、帰省などで精力的に動き回ることが多い夏、自覚がない人でも疲労が蓄積している可能性があることから、夏バテ対策などについて、意識と実態を探ろうと実施。6月17日~同18日、ネットエイジア(東京都中央区)の「ネットエイジアリサーチ」インターネットモニター会員のうち、40歳~69歳の男女を対象に行い、1000人の有効回答を得ました。
まず、全回答者に、「夏バテをするか」聞いたところ、「する」は45.0%、「しない」は55.0%となりました。男女・年代別にみると、「する」と回答した人の割合は、40代女性(52.1%)が最も高く、50代女性(51.5%)、60代女性(50.6%)が続きました。女性の半数以上が、夏特有の心身の不調に悩まされていることが分かりました。
一方、夏バテの自覚がない人(550人)に、「隠れ夏バテ」の可能性があると起こりやすい不調の症状を示し、自身にあてはまるかどうか聞くと、「あてはまる」と回答した人の割合は、「夏は寝汗をよくかく」が55.6%、「夏は夜中に何度も目が覚める」が28.0%、などとなりました。
隠れ夏バテの可能性があると起こりやすい不調の症状に1項目もあてはまらない人を「隠れ夏バテではない」、1項目または2項目あてはまる人を「隠れ夏バテになりかけている」、3項目以上あてはまる人を「隠れ夏バテ」と分類してみると、夏バテの自覚がない人のうち、「隠れ夏バテではない」人は30.2%にとどまり、「隠れ夏バテになりかけている」(54.5%)と「隠れ夏バテ」(15.3%)の合計は69.8%で、“隠れ夏バテさん”または“隠れ夏バテ予備軍”が大半を占めている実情が明らかになりました。
養命酒製造は「夏バテの自覚のないうちに疲労をためこんでいる人が多い」と分析。調査では、夏バテ対策や、暑さを乗り切るための過ごし方なども聞いており、結果は同社のホームページで見ることができます。
(オトナンサー編集部)
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