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「猫」も虫歯や歯周病になる? 歯のケア方法を獣医師に聞いた

歯のトラブル、予防するには?

Q.予防は、どうすればよいのでしょうか。歯磨きは猫の場合、じっとさせるのが難しそうに思います。

増田さん「歯の健康のためにできることとして、最も効果的なのは歯磨きです。歯磨きは、いきなりやろうとしてもうまくいかないことが予想されます。最も重要なのは、猫が嫌がらないようにしながら慣れさせることです。そのためには、いきなり歯を磨こうとせず、歯ブラシを口に当てても嫌がらないようになるまで根気よく試してみましょう。その際、あまり強い力をかけずに行うことがポイントです。

また、猫用の歯磨き剤もあります。人間用と違って発泡剤が入っていないので、うがいが必要ありません。とにかく焦らず、慣れるまでゆっくりと…です」

Q.野良猫は歯磨きをしていないと思います。歯の病気にならないのでしょうか。

増田さん「野良猫でも、歯をはじめとした口のトラブルと無縁ということはありません。食べているものの違いなど、いくつか要因はあるかもしれませんが、口腔(こうくう)内の環境が悪化すれば、歯周炎や口内炎といった問題に発展することがあります。他の病気やケガなどの要因で若いうちに命を落とす例があるので、目立ちにくいかもしれませんが、口や歯のトラブルに遭うリスクは飼い猫と同じ、あるいはそれ以上かもしれません」

(オトナンサー編集部)

【画像】猫の歯磨きやお手入れ、ポイントは?

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増田国充(ますだ・くにみつ)

獣医師

北里大学卒業。愛知、静岡県内で勤務後、2007年にますだ動物クリニックを開院。一般診療のほか、専門診療科として鍼灸や漢方をはじめとした東洋医療を行っている。国際中獣医学院日本校事務局長兼中国本校認定講師、中国伝統獣医学国際培訓研究センター客員研究員、日本ペット中医学研究会学術委員、AHIOアニマルハーブボール国際協会顧問、専門学校ルネサンス・ペット・アカデミー非常勤講師。ますだ動物クリニック(http://www.masuda-ac.jp)。

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