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すぐに広げちゃダメ! 正しい「ナプキン」のマナー

格式のあるレストランや結婚披露宴の会場などで、用意されている「ナプキン」。しかし普段から使っていないと、その正しいマナーは、なかなか難しいかもしれません。洋食のテーブルマナーに詳しい、川道映里さんに聞きました。

レストランのナプキンはどう使う?

 格式のあるレストランなどに行くと、用意されている「ナプキン」。しかし、普段から行き慣れている人でないと、正しい使い方はわからないかもしれません。

 オトナンサー編集部では、徳島県の阿波観光ホテルで「洋食のテーブルマナー講座」を定期開催している、「FASY MANNER徳島」のマナー講師、川道映里さんに聞きました。

手に取るのは、最上位の人の後に

 川道さんによると、そもそもナプキンは、洋服が汚れないように膝にかけたり、口などをふいたりする時に使うものです。

 レストランでテーブルに着席したら、ナプキンをすぐに膝へかけるのではなく、そのテーブルで最上位の人が手にしてから自分も手に取るようにします。接待の場合は、取引先の役職上位の人が最上位です。逆に自分が最上位の場合、早く取らないと周りがナプキンを使用できないため、できるだけ早く取るようにします。

 なお、着席後に乾杯がある場合は一般に、乾杯が終わるまでナプキンは取らなくてもよいとされています。

 ナプキンは「二つ折り」にして、山になっている側をおなか側に向けてかけます。45センチ四方以下の小さなものであれば、広げたまま膝(太もも)の上に。口をふく際は、二つ折りにしたナプキンの左上裏を使うと汚れが表から見えにくくなるほか、衣服を汚さずに済みます。

 食事中に中座する場合は、ナプキンは軽く丸めていすの座面に置くようにします。いすの背もたれにかける人もいますが、海外ではそのようなことはしないようです。

「食事を終えて帰る時はきれいに畳まず、軽く丸めてテーブルの上に置くのがマナーです。これは『おいしかった』『満足した』というサインになります。きれいに畳むと『料理が口に合わなかった』『サービスに不満がある』などのサインになります。これも海外では気をつけましょう」(川道さん)

※参考文献:「超一流のビジネスマンがやっているすごいマナー」(西出ひろ子著)

(オトナンサー編集部)

川道映里(かわみち・えり)

マナーコンサルタント・マナー講師

一般社団法人マナー教育推進協会理事。ファストマナースクール西日本エリア長。銀行に就職後、結婚を機に退職。子育て中にマナーの大切さを知り、マナーコンサルタントの西出ひろ子に師事。企業や学校などで人財育成、マナー研修、マナーコンサルティングなどを行う。真心マナーを伝え、結果を出せるマナー講師の養成も行う。また日本最大級のカルチャーセンターでは、冠婚葬祭マナーやキッズマナーなどの日常生活のマナー講座も担当。食事をしながらテーブルマナーを習得する講座も人気。徳島を拠点に全国で活躍中。ファストマナースクール(http://www.fastmanner.com)、ウイズ株式会社(http://www.withltd.com)。