東出問題から考える 不倫しやすい男性の特徴、家庭崩壊を防ぐ“不倫ワクチン”
「気持ちだけ不倫」もワクチンに
坂爪真吾さんが提言する“不倫ワクチン”は賛否両論を巻き起こしています。このワクチンは一言でいえば「配偶者以外との性交渉を“条件付き”で容認することで、家庭崩壊を招く不倫を阻止できる」ものだというのです。
私は「え! 夫も妻も『他で性交渉してOK』の許可証を交わすのですか?」と問いました。その回答は「疑似不倫体験でいいでしょう」とのこと。つまり、事例の千絵里さんのような「気持ちだけ不倫」もワクチンになり得ます。「気持ちは“恋”をしている。けれど心の中だけ」。相手が俳優でもアスリートでも“エア恋愛”の域です。
私個人としては、「許可制婚外性交渉」は反対です。大好きなパートナーが他の人と…なんて耐えられません。パートナーに「していいよ」と言われたとしても「嫉妬してくれないの?」と思うでしょう。
しかし、「疑似不倫体験レベル」なら、よしとしましょう。例えば、同窓会で再会したクラスメートに「昔好きだったよ」と打ち明ける「あるある会話」や、性交渉はないけれど、2人で映画に行ってLINEで感想を伝え合う「恋人未満の関係」も当てはまります。
人によってさまざまな“不倫ワクチン”を開発できるのです。これは「夫が不倫をしたから私も不倫する」という後味が悪い戦いではありません。
不倫の相手は突然現れてくるものです。東出さんが「誠実なイクメン」のイメージを持たれていたように、「私は絶対そんなことしない」と言う妻、「真面目で誠実」な夫にも、そのときの心理状態と環境によってグサリと来る可能性は否定できません。「見かけによらない」ことを肝に銘じてください。
今のうちに、夫婦で「私たちの不倫ワクチン」のバリエーションを考えてみましょう。リビングでこの会話をするだけで、夫・妻との向き合い方が変わってくると信じています。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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