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【今週のマーケット】米雇用統計、失業率低下なら「利上げ」後押し

オトナンサー編集部が、3月6日から1週間の重要経済イベントについて、マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストに聞きました。

前週末3月3日までの日経平均株価の推移

 オトナンサー編集部が、3月6日から1週間の重要経済イベントについて、マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストに聞きました。

 まず注目されるのは、10日に発表される2月の米雇用統計です。14~15日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)前の「最後の重要指標」であり、FOMCの結果に影響を与える可能性があるとのこと。

「人手不足が広がっているのであれば、非農業部門雇用者数は、これまでのようなペース(2016年=プラス18.7万人/月)では増えないかもしれません。代わりに、失業率の一層の低下や賃金上昇率の加速が見られれば、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを一段と積極化するでしょう」(西田さん)

 一方、欧州では9日、欧州中央銀行(ECB)理事会が開催されます。現状維持が決定される見込みですが、将来的な利上げや量的緩和縮小に関する材料が出るか、注目されます。英国では、欧州連合(EU)離脱を宣言する権限をメイ首相に与える法案の審議が長引きそうで、「離脱宣言の先送りは英ポンドの弱気材料になるかもしれません」。

(オトナンサー編集部)

西田明弘(にしだ・あきひろ)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部チーフエコノミスト

1984年日興リサーチセンター入社。米ブルッキングス研究所客員研究員などを経て、三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。チーフエコノミスト、シニア債券ストラテジストとして高い評価を得る。2012年9月マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。現在、M2Jのウェブサイトで「市場調査部レポート」「市場調査部エクスプレス」「今月の特集」など多数のレポートを配信するほか、テレビ・雑誌などさまざまなメディアに出演し活躍中。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。