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普通は瓶や缶、ビールはなぜ「ペットボトル」で販売されない? 炭酸ジュースはボトルなのに…

アサヒビールはかつて販売計画

 キリンでは発売予定なしとのことですが、アサヒビールではかつて、ペットボトル入りビールの新商品発売予定があったものの、「幻の新商品」になってしまったようです。その経緯を、アサヒグループHDの広報担当者に聞きました。

Q.かなり以前の話ですが、「ビール用のペットボトルを開発した」というニュースリリースを見ました。どうやって、ペットボトルの弱点を克服したのでしょうか。

担当者「ペットボトルは清涼飲料の容器として広く利用されていますが、ビールの容器としては、気体透過や光線透過などの要因で、大手ビールメーカーでは商品化されていませんでした。しかし、当社では2004年7月、ガスバリアー性と遮光性を飛躍的に高めた『ビール用ペットボトル』を開発し、同年、その容器を生かした新商品を発売することを発表しました。

リリース発表後、多くのお客さまから予想を上回る反響を頂戴し、アルコール市場においても、ペットボトル容器の普及が当初予測以上に加速することが想定されました」

Q.それが、なぜ発売できなかったのでしょうか。環境保護団体から反対の声が上がったとも聞きました。

担当者「複数の環境保護団体から、当時のPETのリサイクルシステムに多大な影響を及ぼす可能性があるというご指摘を頂きました。総合的に判断して同年9月、当初計画していたペットボトル容器入りビールの新商品の発売を当面見合わせることを発表しました」

 ちなみに、アサヒビールでは、ビールタイプのノンアルコール飲料「ドライゼロスパーク」をペットボトルで販売しています。

(オトナンサー編集部)

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