外食を減らしても「食費が減らない」のはなぜ? 節約アドバイザーが説く“自炊の落とし穴”
自炊をしても食費がなかなか減らないのはなぜなのでしょうか。節約アドバイザーに聞きました。

物価高が続いているため、外食を控え、自炊している人は少なくないでしょう。自炊は基本的には節約になりますが、食材の買い方や食品ロスにより、思ったほど食費が安くならなかったり、逆に高くなってしまうケースがあります。
外食を控えているのに食費が減らない原因や無駄遣いの防止策、挫折しにくいプチ自炊のコツなどについて、節約アドバイザーの節約主婦さくのんさんに聞きました。
外食をやめているのに食費が安くならない原因
Q.「外食をやめて自炊をしているのに、なぜか食費が安くならない」という人が陥っている、食材の買い方や使い残しの落とし穴について教えてください。
さくのんさん「『外食をやめて自炊しているのになぜか食費が安くならない』という人にいつもお伝えしているのですが、買った食材を使い切れなくて無駄にしてしまうことが一番の原因かと思います。例えば、残った食材を放置して賞味期限が切れてしまい、結局食品ロスにつながってしまうようなケースは意外と少なくありません。少しの食品ロスでも、それが積み重なると食費を圧迫する可能性があります。
また、自炊を思い立ってあれこれ食材を買い込んだにもかかわらず、疲れてしまって追加で総菜を買ってしまうような行動も大きな落とし穴です。確かに食卓は豪華になりますが、食材が余って腐ってしまえば、せっかく自炊を試みても節約効果はあまり実感できないでしょう。
節約したいのであれば、まずは必要な食材を必要な分だけ購入し、しっかりと全部使い切ることが一番の対策です」
コンビニやスーパーでつい無駄遣いをしてしまうのはなぜ?
Q.コンビニやスーパーでの「ついで買い」が積み重なり、月に数万円もの無駄遣いになってしまうのはなぜでしょうか。防止策はありますか。
さくのんさん「お菓子や小分け総菜など、1回数百円のついで買いが積み重なって月数万円の無駄遣いになってしまうというのもありがちなパターンですね。限定商品や新商品に引かれ、数百円なら安心だと思って買ってしまう人も多いと思いますが、やはり本当に必要な物だけ買うという意識が必要です。
ただ、ちょっとしたぜいたくは悪いことではありませんし、あらかじめ1カ月間に使ってもいい予算を決めておけば、月数万円の無駄遣いということにはならないと思います。
無駄遣いの防止策としては、予算をプリペイドカードやデビットカードなどに入金しておいて、予算内に収めるのも一つの方法です。コンビニやスーパーに入店する前に買う物を決めておいて無駄な物は買わない強い意思を持つとともに、プリペイドカードやデビットカードなどの予算管理の工夫で対策をしていただければと思います」
「プチ自炊」のコツ
Q.忙しい日々の中でも無理なく続けられ、劇的に食費を削ることができる挫折しない「プチ自炊」のコツを教えてください。
さくのんさん「挫折しないプチ自炊のコツですが、まず前提として、節約という観点ではやはり外食より自炊の方が好ましいです。ただすべてを一から自炊しようとすると大変なので、外食と自炊の中間である総菜を上手に使うのも悪くないと思います。中食などとも呼ばれていますが、工夫すれば外食よりは安くつくかもしれません。
また、あらかじめある程度下ごしらえの済んだ食材を買うのもおすすめです。例えばとんかつを揚げようとすると、肉をたたいて筋を取ってパン粉をつけてという工程をすべてやるのは大変ですよね。下処理の済んだものを買えばおいしさも味わえますし、パン粉などを揃えて一から作るよりも安上がりです。
あとは汁物をインスタントで済まして、おかずだけ頑張って作るなど、少し手を抜いていい部分をつくると、自炊を無理なく続けられると思います。カレーライスの翌日はカレーうどんにするなど、多めに作って次の日に活用するような工夫もおすすめですね」
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自炊して節約を心掛けることは大切ですが、食材の買い方や食品ロスによって節約にならないこともあるということです。あらかじめ予算を決め、必要な食材を必要な分だけ買って、しっかりと使い切ることが大切です。中食なども活用し、無理しすぎないことが自炊を続けていくコツかもしれません。
(オトナンサー編集部)












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