ベテランでも「知らずに使っている人が多いです」 今さら聞けないビジネスメールの《NGワード》6選【言い換え例つき】
「させていただく」の正しい言い換えは?
Q.こうした誤りやすいNGワードはそれぞれ、メール上でどのような言い方にするのが適切でしょうか。
鈴木さん「推奨される言い換え例は次の通りです」
【お疲れさまです → いつもお世話になっております】
社外の人に対しては、自分が「社の代表」として先方に接しているという意識が大切です。社の看板を背負っているのですから、先方に対する敬意と感謝の気持ちを伝えましょう。社外、または初回のやりとりで、いきなりカジュアルなあいさつをされても先方は困りますし、「軽く見られている」と気を損ねる場合もあります。
【了解しました → かしこまりました/承知いたしました】
いずれも「承知する」の謙譲語にあたるので、敬意を表しています。先方も「きちんと対応ができる人だ」という印象を持つでしょう。
ただ、「承知する」に関して一つ注意点があります。「ご承知おきください」と一見、丁寧に見える表現は、相手に対して高圧的に取られることがあります。この場合は「ご了承くださいますよう、お願い申し上げます」という表現にしておけば、どんな立場の人に対しても失礼がありません。
【すみません → 申し訳ございません/恐れ入ります/ありがとうございます】
謝罪であれば「申し訳ございません」、依頼・恐縮・感謝の意であれば「恐れ入ります」、感謝であれば「ありがとうございます」となります。ビジネスメールでは、先方に対する敬意が必要です。軽く取られがちな表現ではなく、敬意をもって気持ちをはっきりと伝える表現をしましょう。先方にも、こちらの敬意が伝わります。
【とりあえず → まずは〜】
「とりあえずご連絡まで」「一応、確認ですが」といったカジュアルな表現は、先方を軽く見ているような印象を与えてしまう場合があります。「まずはご連絡申し上げます」「念のため確認させていただきます」のように言い換えることで、丁寧な対応だと感じてもらえます。
【させていただく → いたします など】
「させていただく」という言葉自体が間違っているわけではありませんが、必要以上に使うと、かえって不自然で耳障りになります。「いたします」に言い換えるなど、場合によって使い分けましょう。
【とんでもございません → とんでもないことでございます/とんでもないです/滅相もございません】
「とんでもない」は「とんでも+ない」に分解できる言葉ではなく、一つの独立した形容詞として成立しています。そのため、「とんでもございません」という使い方は文法的に間違いになります。書き言葉だけでなく、話し言葉でも間違いやすいので注意しましょう。
丁寧にしようと思う気持ちが強すぎて「二重敬語」になってしまうことも多いので、普段から家族や友人など身近なところで、敬語の練習をしておくことも必要ですね。
※本文を一部修正しました(11月4日12時59分)
(オトナンサー編集部)








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