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結婚って「必要?」「本当に幸せなの?」 疑問符だらけだった37歳女性が「婚活」を決意した《数日間》の出来事

30代で動くか動かないかで、その後の人生設計が変わる

「結婚って、気持ちがあれば何歳でもできるって思っていました」

 そう話すのは、まさこさん(34歳、仮名)。シンプルなベージュのカーディガンに、落ち着いた紺のスカート。きちんとした服装は、彼女の真面目な性格をそのまま映しているようでした。

「まだ時間的に大丈夫と思っていたけれど、前の恋愛が30歳のときに終わって、あっという間に4年たっていたんです。その間、出会いや恋愛っぽいものは、何もなかった。自分で動かなければ、無駄に時間だけが過ぎていくと気付きました」

 まさこさんには、20代の後半にお付き合いをしていた同い年の彼がいました。ところが、30歳を目前にして、彼が地方の支社に転勤することになったのです。そのときに結婚話も出たようですが、まさこさんは会社を辞めて彼についていく覚悟が持てなかったそうです。そして、遠距離恋愛を選んだのでした。

「でも距離が離れると、気持ちも離れていくんですよね」

 そこから半年後、「転勤先に新しい彼女ができた」ことを彼から告げられ、正式に別れることになりました。そのときは、「まだ30歳だし、そのうちまたいい出会いがあるだろう」とたかをくくっていたそうです。

「でも何もないままに、4年。もうじき35歳になってしまうので、この調子で時間が過ぎていったら、あっという間に40歳になってしまう。自分から動かないとダメなんだと痛感しました」

 そう思わせてくれたきっかけは、同い年の友人が2人目を出産したという報告だったそうです。

「彼女にはパートナーがいて、母としての顔もある。大学時代に一緒に講義を受けたり、コンパに行ったり、就職してからも一緒に旅行した友達は、27歳で結婚をしました。それからは、家庭を持ちながら仕事も続けて、出産をして子育ても頑張っている。私なんかより、ずっと濃い人生を歩んでいる気がしたんです」

 さらに、こう続けました。

「今動くか動かないかで、その後の人生設計が変わる。結婚はいつでもできるけれど、出産にはタイムリミットがありますよね。私も友達と同様に、自分の人生の中に『子どもを育てる』という経験をぜひ取り入れたいと思ったんです」

 どんな人生を歩むか。それはその時々に何を選択するかで変わっていくもの。そして、選択をするのは、ご自身の意思です。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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