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自我を喪失…ほうじ茶の色をした栗味の“メロンパン”が話題に、そもそもメロンパンって?

「栗風味のメロンパン」を敷島製パンが発売し、「これがメロンパンなの?」と話題になっています。

「ほうじ茶香る栗のメロンパン」(敷島製パン提供)
「ほうじ茶香る栗のメロンパン」(敷島製パン提供)

 敷島製パン(名古屋市東区)が9月1日から製造・販売しているメロンパンが、「これがメロンパン?」と話題になっています。ほうじ茶を練り込んだビスケット生地のメロンパンに、角切りの糖漬けした栗(マロン)と、マロンクリームを挟んだ商品で、SNS上では「栗風味のメロンパンは自我を失っている」「もはやマロンパン」「別のお菓子になった」などの声が上がっています。「メロンパン」って一体…? 業界団体や同社に聞きました。

メロンパンの明確な定義はない

 スーパーやコンビニに行くと、さまざまな種類のメロンパンが販売されています。メロンクリームが挟まったもの、メロンの表皮のような形状の生地に砂糖を振りかけたもの、丸型やラグビーボール型のもの…。

 これだけ多くの種類があるメロンパンですが、そもそも、どのような特徴を持っていれば「メロンパン」と呼べるのでしょうか。日本のパンメーカーが加盟する、一般社団法人日本パン工業会の担当者に聞きました。

Q.パン業界では、メロンパンの定義はあるのですか。

担当者「パン業界として『このような特徴を持っていればメロンパン』という定義はありません。メロンパンのルーツには諸説ありますが、一般的には『パン生地に薄い生地を外装にして巻いたパン』がメロンパンと呼ばれることが多いようです」

Q.メロンの味や形にこだわらないということですか。

担当者「例えば、薄い生地がコーヒー味やバナナ味であったとしても、メロンパンと呼ばれて販売されています。メロンクリームが入っていることや、模様がメロンの表皮と似ている必要性はありません」

Q.メロンパンと命名するかどうかは、メーカーごとの判断ということですか。

担当者「パンを製造するメーカーごとに、どのような特徴があればメロンパンと名付けるのか、それぞれ基準があるのではないでしょうか」

 現在、話題になっているのは「ほうじ茶香る栗のメロンパン」(オープン価格)です。2018年9月1日から10月末までの期間限定で、北海道と東北、九州を除いた地域の小売店などで販売されています。敷島製パン総務部広報室の伊藤多恵子さんに聞きました。

Q.敷島製パンでは、どのような特徴があればメロンパンと呼んでいるのですか。

伊藤さん「弊社では、『パン生地にメロンの表皮をイメージさせるような形状のビスケット生地などをトッピングした丸い菓子パン』をメロンパンと呼んでいます。特に風味や色彩は問わないため、『ほうじ茶香る栗のメロンパン』についてもメロンパンとしています」

Q.今回、SNS上で話題になったことをどのように思われますか。

伊藤さん「想定外の反響で大変驚いています。ほうじ茶と栗の相性の良さから着想を得た、秋らしい商品となっているので、多くの皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです」

 メロンパンの世界は奥深く、幅も広いようです。

(報道チーム)

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