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月9「海のはじまり」“水季”古川琴音でも話題に…「子宮頸がん」で命を落とす可能性はどのくらいなのか

子宮頸がんは「早期発見できるがん」

Q.若くして死に至る可能性がある子宮頸がんについて、産婦人科医の立場からどう思われますか。

尾西さん「子宮頸がんは、全身のがんの中では珍しく『原因がウイルスと分かっている』『がんになる前に見つけることができる』という点で、『予防できるがん』『早期発見できるがん』です。

まず、『予防』のためには、HPVに感染しないようにすることです。先述の通り、HPVは性交渉により感染するため、性交渉を持つ前にHPVワクチンを接種しておくことや、他の性感染症予防と同様に、コンドームを正しく使うことなどが大切です。

性交渉を持つ“前”のワクチン接種がおすすめですが、現在予防できるウイルス全てに感染している人はいないため、既に性交渉の経験があってもワクチンの効果は期待できます。

副反応などの問題で、一時期HPVワクチンが接種できない時期がありました。現在はその年代に該当する人向けに、公費負担で接種できる『キャッチアップ接種』が行われていますが、2025年3月でその制度が終了となってしまいます。全3回の接種が必要で、通常スケジュールで接種すると6カ月かかるため、2024年の9月にスタートしないと間に合わなくなってしまうので、該当する人は速やかに接種をスタートしましょう。

そして『早期発見』のためには、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。自治体では『2年に1回』の検診間隔を推奨していることが多いですが、会社などで受けられる場合は毎年受けることをおすすめします。

20代、30代は働き盛り、また妊娠・出産の時期なので、人生の大切な時期を病気で台無しにしてしまわないよう、ワクチン接種、そして定期検診はきちんと受けましょう」

(オトナンサー編集部)

【実際の写真】生々しい…子宮筋腫で「腹部切開手術」をした際の傷痕

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尾西芳子(おにし・よしこ)

産婦人科医(神谷町WGレディースクリニック院長)

2005年神戸大学国際文化学部卒業、山口大学医学部学士編入学。2009年山口大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院研修医、日本赤十字社医療センター産婦人科、済生会中津病院産婦人科などを経て、現在は「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と、女性の全ての悩みに応えられるかかりつけ医として、都内の産婦人科クリニックに勤務。産科・婦人科医の立場から、働く女性や管理職の男性に向けた企業研修を行っているほか、モデル経験があり、美と健康に関する知識も豊富。日本産科婦人科学会会員、日本女性医学学会会員、日本産婦人科乳腺学会会員。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yoshiko-onishi/)。

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