【婚活】阻むのは「ペット」「持ち家」「親」…意気投合した相手との結婚話を白紙にした30代男女たちの“胸の内”
生まれながらの猫アレルギーで
佐藤とものりさん(41歳、仮名)は、大野みやこさん(37歳、同)とのデートを終えて、「すごく感じのいい人で、話も盛り上がったのですが、交際は辞退したいと思います」と伝えてきました。その理由というのが、みやこさんの飼っているペットでした。
「プロフィールには記されていませんでしたが、猫を飼っているようなんです。結婚するときには、その猫も一緒に連れて行きたいとのことでした」
みやこさんは、スマホの中のアルバムに収められた愛猫の写真を何枚も見せてくださったそうです。
実はとものりさん、猫アレルギーがあって、猫がそばにいると目がかゆくなったり、くしゃみが止まらなくなったりするそうです。
「写真を見ただけで、くしゃみが出そうでした。こればかりは体質なので仕方がない。子どもの頃からペットを飼ったことがないので、動物と暮らすことは考えられないんです。猫って、食事をするテーブルに上がったりもするじゃないですか」
ペットがいると、賃貸物件を借りるときに「ペット可」のところを探さなくてはいけないので、家選びのハードルを一つ上げることになります。
ただ、ペットを飼っている人たちにしたら家族の一員ですから、結婚するときに連れて行きたいという気持ちも分かります。
ペットを飼っている場合は、それをプロフィールに記載しておいて、「結婚後は一緒に連れて行きたい」という文言を書き添えておいた方がよいですね。
できることなら、一人暮らしのときにはペットは飼わず、結婚を決めてからお相手と相談して、飼うか飼わないかの選択をした方がいいかもしれません。
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