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スマホを手放さない子ども、うまくコミュニケーションを取るには? 作家の石川結貴さんと考える

最近何かとニュースになる「子どもとスマホ」の関係性。今回は作家でジャーナリストの石川結貴さんと、スマホにハマる子どもと親のコミュニケーションのあり方について考えます。

近年、「子どもとスマホ」を巡る事件や社会問題が増えている

 コミュニケーションツールとして今や、生活に欠かすことができなくなったスマートフォンですが、スマホを持った子どもが犯罪に巻き込まれるケースや、SNSを使ったいじめに遭うケースなどが最近、大きく報じられ、「子どもとスマホ」の関係性がクローズアップされ始めています。

 もしも、子どもに「スマホを買ってほしい」とせがまれたら、あなたならどうしますか? また、「スマホを持たせたら家族の会話が減った」などの悩みや、「スマホが犯罪やいじめにつながらないだろうか」といった心配をお持ちではありませんか?

 今回は、スマホを手放さない子どもと親のコミュニケーションのあり方について、家族や教育・子育てをテーマに長年、取材・執筆活動をする作家・ジャーナリストの石川結貴さんと、実際のケースを基に考えます。

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石川結貴(いしかわ・ゆうき)

ジャーナリスト

家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに豊富な取材実績を持つ。ネット、スマホの利便性の背後にある問題に追った著書「スマホ廃人」(文春新書)は、国公立大学入試問題に採用されている。2020年から共同通信社の配信により、全国の地方新聞で「スマホ世代の子どもたち~大人の知らない最新事情」を連載。テレビ出演や全国各地での講演会など幅広く活動する。その他の著書は「子どもとスマホ」(花伝社)「ルポ 居所不明児童」(筑摩書房)など多数。

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