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年収「1000万円」のはずが、実は「400万円」だった交際男性…結婚決意後に知った35歳女性の“決断”

人にごちそうになるのは好きでも、自分のときは出し渋る

 佐藤ふみかさん(34歳、仮名)がお見合い後に交際に入ったのは、年収1100万円の会社員、伊東たかしさん(37歳、同)です。

 ふみかさんは地方出身で、大学が関東圏だったので、そこからずっと1人暮らしをしています。新卒でメーカーに就職し、年収は470万円。やりくり上手の自立した女性でした。

 男性とのデート費用についても、こんなことを言っていたのです。

「男性が食事をごちそうしてくださったら、次のお茶代は私が出す。お茶に行かなかったときには、次のデートの食事代は私が出す。デート代を男性にばかり負担させないようにしたいです」

 それを聞いたときに、とてもいい心掛けだと私は思っていました。ところが、交際が3カ月を過ぎた頃、こんなことを言ってきたのです。

「デートで、食事代をたかしさんが払ったら、次のデートでは私が払うというような、交互に支払うやり方が自然と定着していきました。だけど、ちょっと解せないのが、たかしさんが払うときは、チェーン店の居酒屋とか安いお店なんですけど、私が払うときはイタリアンとかおすしとか、それなりの金額のお店なんです。私が払うデートのときになると、『ここに行こうよ』と、最近はたかしさんが提案してきます」

 私は、「そこがモヤモヤするなら、はっきりと伝えた方がいいんじゃない?」とアドバイスしました。しかし、ふみかさんには遠慮があってそれを伝えることができず、「私の考え過ぎかもしれないので、しばらく様子を見てみます」とのことでした。

 しかし、状況は変わらなかったようです。しばらくして、また、ふみかさんから連絡がありました。

「たかしさんのお金の使い方って、よくいえば堅実なんですけど、平たくいうとケチなんです。あと、会話の中で『これは安い』『これは高い』と値段をいちいち言うんですよ」

 そして、たかしさんのこんな発言に、気持ちがスーッと冷めてしまったようです。

「この間、同僚の送別会があって。会費が4000円だったんだけど、そんなに仲もよくなかったし、贈る花束のお金300円は出したけど、送別会は『その日は外せない用事があるから』って言って行かなかったんだ。まあ、タダなら参加してもよかったけど」

 人がごちそうしてくれるなら行くけれど、自分で払うなら行かない。そこに、たかしさんの人間性が垣間見えたというのです。

「だから、私が払うデートのときはおいしいものを食べる。だけど、自分が払うときには安く済ませる。彼は無意識にそういう気持ちが働いているんじゃないでしょうか。交際終了でお願いします」

 こうして、3カ月の交際は終了しました。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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