バツ2友人の“低劣”助言を真に受け、相手に別れを宣告…33歳婚活男性の前途は多難
親戚に怒られて交際が終了
吉田みちえさん(47歳、仮名)は昨年、24年続いた結婚生活に終止符を打ちました。
「元夫はキレやすい人で、ささいなことでキレて暴言を吐くんです。キレやすい人だというのは結婚前から分かっていましたが、『私が愛情を持って接していけば、彼も変わっていくだろう』と思っていました。でも、変わらなかった。キレやすい人というのは育った環境とかではなく、そもそもがそういう性格というか、キレることを正当化する思考回路。どんなに愛情をかけても、その性格が直るものではないんですよね」
そして、キレるたびに人格を否定するような暴言を吐かれ、次第に夫婦関係は冷え切っていきました。
「ただ、しっかりとした収入がある人だったし、娘が私立校に通っていたので、彼女が大学を卒業するまでは離婚を踏みとどまろうと決めて、我慢の日々でした」
そして、今年の春、娘さんが晴れて大学を卒業。そこで離婚を決意したそうです。
「離婚後、仲のいい友達に『誰かいい人、いない?』と声掛けしたら、『この間、バツイチになった男性がいるから、彼に聞いてみようか』と言ってくれたんですね」
そして、彼女の仲介で、飯田しんすけさん(47歳、仮名)にお会いすることになりました。まずは、友人が会食の席を設けてくれました。
「とてもすてきな人だったので、私は『ぜひ、お付き合いしたい』と思ったんですね。結婚うんぬんじゃなくて、まずは友達からでもいいかなって。彼も『またお会いしましょう』とおっしゃってくださったので、LINE交換をしました。最初のLINEでは『また、食事とおいしいお酒をご一緒させてください』と来たので、私も『はい、楽しみにしています』と返信して」
ところが、週が明けて、こんなLINEが送られてきました。
「週末、法事で親戚の集まりがあって、あなたのことを仲良くしているいとこに話したんです。そうしたら、『離婚したばかりなのに、何バカなことをしているんだ』と怒られました。翌日、自分でもいろいろ考えてみたのですが、しばらくはおとなしくしていようと思います。先日、せっかくお時間を取っていただいたのに、すいません」
交際は「お断り」の連絡でした。みちえさんは私に言いました。
「結局、私のことをあまりいいとは思っていなかったんでしょうね。私も一度お会いしただけだし、お断りされたのは一向に構わないのです。男女は相性ですし。ただ、47歳になるいい大人がいとこから、『離婚したばかりで、何バカなことをしているんだ』と言われて、交際をやめる。それが本当か、うそかは分からないけれど、断りの理由が自分の意思ではなく、いとこの助言だったというのが腹立たしいというか、情けないというか」
確かにそうかもしれません。
「それで、もう、友達の紹介は頼らずに結婚相談所で婚活しようと思ったんです」
こうして、ちえみさんは相談所での婚活をスタートさせることになりました。
悩みがあるときに周りの人に相談する、相談できる相手がいるというのは素晴らしいことです。アドバイスを受けて、それを自分の中に取り入れ、最終的な結論を出すのだと思います。
ただ、男女間において、その結論を相手に伝えるときに「誰々がこう言っているから」「誰々から言われたから」と、それが第三者から言われたことだと相手に伝えるのは大きなマイナスです。それを聞いて、心地よく思う人はいないのですから。
(仲人・ライター 鎌田れい)

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