あなたに合うのは? 今から「へそくり」をためたい人注目の方法5選
「フリマアプリ」は課税に注意
【フリマアプリ】
使わなくなった雑貨やインテリア、着なくなった服、贈答品でもらったけど未使用のままの食器、読まなくなった本など、家の中を見渡すと不要なものが意外とたくさんあるものです。それを捨てるのではなく、「フリマアプリ」で売ることによって、断捨離しながら、へそくりをためることができます。
自分では「こんなものに価値はない」と思っていても、出品してみると案外あっさりと売れたりします。特に、熱心なファンやマニアが存在するものは思った以上に高値で売れることもあるようです。所得税法では、生活用動産の譲渡益は非課税とされていますが、高額な貴金属・宝石類などの売却や取引が継続的・反復的で営利目的と判断される場合は、所得税の課税対象になります。
家の中にあるものを売るのではなく、フリマアプリで販売するために安く商品を買ってきて、それを買値より高い値段で売ることで、大きな売り上げを上げている人も中にはいるようですが、課税対象になる場合は確定申告をして、税金を納めないといけません。
【ポイ活】
クレジットカードやキャッシュレス決済、ネットショッピングなど、最近は何かとポイントが付きますが、それらを効率よくためていくことを「ポイ活」と呼びます。例えば、ネットショッピングであれば、「ポイントサイト」を経由することで、ショッピングのポイントや決済に使ったカードのポイントに加えて、サイト自体のポイントもたまります。
たまった各種ポイントはショッピングの代金に利用したり、商品券や航空会社のマイルに交換したり、中には現金化できたりとさまざまな用途があります。ポイント同士を交換できる場合もあるので、自分がためたいポイントに集約することもできます。国内のポイント・マイレージの年間発行額は1兆円を超えているといわれており、もはや、へそくりも現金である必要はないかもしれません。
また、最近では、ためたポイントで株や投資信託を購入する「ポイント投資」をする人も増えています。投資には値下がりするリスクもありますが、元手がポイントだとハードルが下がるようです。運用がうまくいけば増やすことができますし、売却すれば現金で受け取ることもできます。
【モニター・覆面調査】
インターネットで検索すると、商品を使用してアンケートに答えたり、座談会に参加したりすることで謝礼がもらえる「モニター」や、指定されたお店を利用して、リポートを提出することで謝礼がもらえる「覆面調査(ミステリーショッパー)」のサイトがいろいろあります。
モニターはその内容や拘束時間によって謝礼に幅がありますが、中には高額な案件もあります。覆面調査は飲食店で食事をして支払った金額以上の謝礼がもらえる調査や、ガソリンスタンドでの給油など生活必需品の購入で謝礼がもらえる調査、また、商品を購入しなくても、店頭で相談するだけで謝礼がもらえる調査などもあります。
謝礼はポイントでもらえる場合が多いですが、ポイントは商品券や他のポイントに交換することができます。モニター・覆面調査は依頼する会社にとっては、消費者の声を聞いて、今後のサービスや商品開発に役立てることが目的なので、アンケートやリポートに丁寧に答えることが重要です。きちょうめんな人に向いているかもしれません。
(オトナンサー編集部)
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