メールとチャットの使い分けは? 配慮が伝わる「コミュニケーションツール」のマナー【新時代のビジネスマナー】
メッセンジャーアプリはビジネスで使える?
メールやチャットツール以外では、ショートメールやメッセンジャーアプリが活用される場面もあります。スマホで送受信できる便利なツールですが、より短文で済み、プライベートでも使うだけに、つい、相手への配慮も緩みがちです。ここでは、基本のルールや活用できる場面を確認しておきましょう。
・まずは会社で認められているかどうかを確認
特にメッセンジャーアプリはアカウントの乗っ取りや不正ログインの可能性もあるので、ビジネスでは使用しない企業もあります。認められている場合も、会社のスマホを使用する、機密情報のやりとりはしないなど、社内のルールを確認の上、それらをきちんと守りましょう。
・言葉遣いは丁寧に
プライベートでも使い慣れていると言葉もカジュアルになりがち。特に新人の場合は丁寧な言葉遣いを心がけ、親しい先輩に対しても敬意を忘れないようにしましょう。
・スタンプはメッセージとセットで送る
メッセンジャーアプリのスタンプを上司や先輩に対して使うのは決してNGではないと考えます。感情が伝わりやすく、誤解を生じさせないために有効でしょう。また、スタンプで癒やされる人も少なくありません。
ただし、スタンプだけで済ませるのは控えるのがベター。「承知しました」など、まずはきちんと言葉で伝えた後、気持ちを伝えやすいスタンプを送るようにするとよいでしょう。もちろん、自社でスタンプはNGというルールがあれば、それに従います。
ショートメールもメッセンジャーアプリも、プライベートで多くの人が使うツールだからこその配慮が大切。「プライベートで使っているならビジネスでも使って当然」という勝手な思い込みは危険です。会社や相手に合わせるということもマナーの一つです。
(文/構成・オトナンサー編集部)
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