大切なのは心! 接待や会食で「中国料理店」を利用する時のマナー
所作や形式よりも大切なこと
西出さんによると、食事中のマナーとしては、その所作や形式よりもさらに大切なことがあるといいます。
「回転台を回してくれた右隣の人に『ありがとうございます』、左隣の人に『お先に失礼いたします』と伝えて料理を取ることが大切です。マナーとは本来、このような周囲への配慮あるひと言によって、お互いに気持ち良くなることを目的とします。形式にこだわるあまり、お礼を伝える余裕をなくしては本末転倒。接待は先方に心地良くなっていただき、双方が利益を上げることが目的であり、おもてなしの心あるマナーが必須です」
ちなみに、会議などで円卓を使用する場合の席次は中国料理とは異なり、最上位席の右隣が2番目、左隣が3番目。これは、国際儀礼のプロトコルや欧米においては「右上位」であることに由来します。
「中国では時代にもよりますが、皇帝が南に向かって鎮座した時、太陽が昇る東の位置である『左』を上位とするという考え方があり、中国料理の席次も左上位(左隣が2番目)とされているようです。日本も本来は左上位ですが、近年は混在しています。その時代や状況、相手などに応じて『型』が変わることもある、それが本来のマナーなのです」
(オトナンサー編集部)

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