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米ロースクール留学の小室圭さん、資格取得はいつか? 輝かしい未来は?

米ロースクール留学中の小室圭さん。コロナ禍で、どのような勉強をし、ニューヨーク州弁護士にはいつなれるのでしょうか。

小室圭さん(2018年6月、時事)
小室圭さん(2018年6月、時事)

 小室圭さんが留学している米ニューヨークのフォーダム大学はイエズス会系の名門私立大学として知られています。米ロースクールは新型コロナウイルスの影響で学生生活が大きく変わりました。そこで、小室さんがどのような勉強をしているのか、そして、ニューヨーク州弁護士にいつなれるのかがだいぶ分かってきました。

 今回は、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんに、現地の様子について伺います。徳永さんは日本の大学を卒業後、単身渡米し、ルイジアナ州ニューオリンズのTulane University Law School(LLM)留学。ニューヨークに拠点を移して法律事務所で7年間勤務し、米国現地企業や日系企業に対する法的助言や契約書などの作成を担当しました。現在、シンガポールを拠点にしながらグローバルに活動しています。

小室さんが通っているコースと修了予定日

 米ロースクールには、JDコース(Juris Doctor、3年)とLLMコース(Master of Laws、9カ月)の2つがあります。小室さんはすでにLLMを修了し、現在はJDコースの最終年度(3年生)です。JDコースは、米国で弁護士、検察官、裁判官を目指す人が通うプロフェッショナルスクールで、LLMコースと比べて留学生がほとんどいない、ほぼ全員が米国人という環境です。どのような授業内容なのでしょうか。

「このコースでは、1~2年生は必修科目として基礎的な法律、例えば、憲法、民法、刑法、契約法などを学びます。3年生は科目の選択が広がり、より専門的な法律を学ぶことができます。よって、多くの学生は就職後のキャリアを視野に入れ、弁護士として活動する専門分野につながる科目を受講します。JDでは、授業中に発言することが求められます。英語力は相当高いレベルが必須です」(徳永さん)

「JDを履修する日本人はほとんどいないので、大きな武器の一つになるでしょう。就職の際にも外国人としてではなく、アメリカ人と同じ土俵で自分を売り込むことができます。キャリアプランとして賢明な選択だと言えるでしょう。

小室さんが通うフォーダム大学ロースクールでは、ビジネス・金融法、知的財産法、国際法など計5つの専門分野から自分の専門を選ぶことができます。専門を学ぶメリットは、興味ある分野を深掘りでき、就職に有利になる可能性があることです」

 小室さんは2021年5月にJDコースを修了、卒業予定です。一時はコロナ感染拡大によって大学の講義が長期中断され、スケジュールに狂いが生じる懸念がありましたが今のところ、Zoomなどを使ったリモート授業で対応しているため、卒業時期は遅れない見通しです。

「無事に卒業できたら、アメリカ各州の司法試験受験資格が得られます。ニューヨークで就職の予定があれば、ニューヨーク州司法試験を受験することになるでしょう。学生によっては地元の州に戻って受験する人もいます。JDの難易度はかなり高いので、卒業できることはとても名誉なことです」

「学生との競争に勝ち抜く力、長期間のロースクール生活に耐え抜く力が養われます。日本人が米国弁護士として現地で活躍するためには、JDを目指すとよいでしょう。私の場合はLLMのみでしたが、ニューヨークで弁護士として実務をした経験があります。資格を生かすのは本人次第ですが、日本人がJDを取得するメリットは大きいのです」

最短でいつ、NY州弁護士の資格が取得可能か

「ニューヨーク州司法試験は毎年7月と2月に行われます。合格通知は受験から約3カ月後。2021年7月に受験したら、10月末ごろに結果が出るでしょう。その後、弁護士登録を申請します。倫理試験に合格すること、50時間のボランティア活動の証明書を取得することなどが必要なので早めの対策が必要です」

「申請が受理されたら、2、3カ月後に設定されるインタビュー(面接)を受け、宣誓式に出席し、晴れて正式に弁護士になることができます。この流れからすると恐らく、2022年1月ごろにニューヨーク州弁護士の資格を取ることができると思います」

 徳永さんは、米国で弁護士という資格は特別な存在として捉えられていると解説します。ビジネス、芸能、教育、外交、政治…あらゆる場で弁護士資格保持者が前に出て著名人として開花しています。著名人として、バラク・オバマ前大統領、ケント・ギルバート氏、ヒラリー・クリントン氏、ミシェル・オバマ氏らがいます。弁護士資格は信用のバロメーターとして重要な役割を果たしているのです。

「公益に関心の高いアメリカ人はリーダーを見極めるとき、その人の資格を高く評価します。弁護士資格は資格の頂点と言ってもいいでしょう。信用度が高く、テレビや大手メディアも弁護士資格保持者を優先します。あらゆる分野でリーダーとして有名人になる上で、信用度が高い資格です。アメリカで生活をする上でもその信用度は高いと言えます」

「弁護士資格を持っていることで信用度は格段に上がります。弁護士人口は多いですが、全体で見れば、実際に弁護士になれる人はかなり限られます。弁護士資格を取得すれば、信用度が高くなり、周囲の見る目も違います」

 無事に資格を取得すれば、小室さんは語学を生かし、ニューヨーク州弁護士として輝かしいデビューをすることになるでしょう。今後の活躍に期待したいと思います。

(コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之)

尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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